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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1350/3911

1350:住居の提案をしてみよう。

「ま、そういう訳で」


「あ、はい」


 じゃあねーと手を振って立ち去るお姉さん達に、一応返事をしつつ手を振り返す。


 例によって聞こえてないってのは解ってるけど、つい声に出しちゃうんだよね。

 悪い事じゃないんだから気にしなくて良いんだけど。



「よし、そんじゃ私も」


「あ、そうだ」


「うん?」


 そういえばと思い出して、早速作り直すぞーとメニューパネルを出す兎さんに待ったをかける。


「この奥に有る私の家、かなり部屋が余ってるんですけど、【妖精】になったら拠点として一部屋使います?」


「え、良いの?」


「どうせガラガラですし、ただ空けておくってのも勿体ないですから」


 せっかく【妖精】が増えるなら、空き部屋を借りてもらった方が色々と良いだろう。


 家賃代わりにお手伝いしてもらえると助かるし、モニカさんのターゲットも分散されるし。

 主に後者…… というか、前者の家賃なんて別に無しでも良いくらいだしね。

 お金は使い道あんまり無いし、【妖精】産の品は自分で出せるし。



「それじゃお言葉に甘えさせてもらおうかな?」


「どうぞどうぞ」


 別に管理下に置きたいとかいう訳じゃないけど、ある程度まとまってた方が良さそうな気もするしね。

 変に【妖精】がぷらぷらしてて事故が起きたら、相手側に一方的に迷惑がかかる可能性も有るし。


「やー、助かるなぁ。そこらへんでごろ寝してて踏まれたりしたら笑えないもんねぇ」


「まぁ皆気を付けてくれてますし、可能性は低いですけどね」


 確実じゃないし、あくまでこの辺での話だけど。


 あとまぁ、寝てる状態なら怖いとか痛いとか思う暇も無いよね。

 いや、そういう問題じゃないけど。




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