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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1348/3909

1348:済んだら戻ろう。

「さて、それじゃそろそろ元に戻ろうか」


「ん、そだね」


 お姉さん、すまし顔で同意してるけどさ。

 とりあえずシェラの高い高いから解放されるのが先じゃないかな。


 というかシェラはなにやってんの。

 まぁ楽しそうだし別に良いけどさ。



「では、なるべく元の高さでの解除の方が望ましいと思われますので……」


 失礼しますと兎さんを抱き上げつつ、カトリーヌさんが遠慮がちに声をかけてきた。


「ん、それじゃ一人ずつだね」


「ぴゃ」


 もちろん「順番に」じゃない方の意味でね。

 ぴーちゃんもちゃんと解ってくれてるらしく、お返事してからさっき私に乗ってたお姉さんに正面から抱き着きに行った。


 別に背負えば良いんじゃないかとは思うけど、まぁどっちでも良いか。


「おほぅ……」


 ……あぁ、そういえばあの人、さっき兎さんに感想訊いてたもんなぁ……

 うん、気にしないでおこう。




「それでは皆様、これより術を解除させていただきますので、実体化の際は足下にお気を付けくださいね」


「はーい」


 なにやらガイドさんみたいにやたらと丁寧な忠告を入れてから、全員の【神隠し】をまとめて解除していく。


 よし、背中の重みが消えた事だし素早く離れておくとしよう。


 まぁむしろ、呼吸がしやすくなったって言った方が良いかもしれないけど。

 今度は安全ベルトも無いから余計に怖いってのは解るんだけど、流石に絞め過ぎではなかろうかと言いたいよ。


 いやまぁ言いはしなかった代わりに、二回ほどタップしたけどね。

 カトリーヌさん、よくあれで問題無く行動出来てたな。




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