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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1347:作戦を訊いてみよう。

「まぁこうもしっかり決心されてちゃ止めても仕方ないし、諦めて他の人でも探すかなぁ」


「それしか無いねぇ」


「いやー、本当ごめんね」


 まぁ確かに、こうも言い切った人に無理に続けさせてもって気はするな。


 やる気が無いというか集中できない状態でやってても、チームごと危険に飛び込む羽目になるかもしれないし。

 しかも兎さん、種族や装備からしてアヤメさんと同じ様なポジションだろうから、本当にそうなる可能性が高いのか。




「そういえば【妖精】になろうとするのは良いんですけど、ランダムで引き当てないといけないのは大丈夫なんですか?」


 説得を諦めたお姉さん二人がシェラともふもふ戯れてるのを横目に、兎さんの策を聞いてみる。


 カトリーヌさんの時の事を考えると、結構確率低そうなんだよね。

 いや、カトリーヌさんの運が悪すぎたって可能性も有るけど。



「んー? 大丈夫大丈夫、今ツイてるから!」


「はい?」


「あぁ、なんか数字選ぶタイプの宝くじでちょっと良いの当てたらしいよ」


「要はゴリ押しだね!」


「あー……」


 もっふもっふとシェラのお腹を触ってるお姉さんから説明が入り、兎さんが良い笑顔で親指をビシッと立てる。

 あぶく銭ってやつか。


 ここに使っちゃうのかとは思うけど、まぁその辺は個人の自由だよね。

 既にがっつりつぎ込んだ人が隣に居るし。



 ……当てるので運を使い切ってて、全額注ぎ込んでも引けなかったなんてオチにならなきゃ良いけど。

 いや、運って使い切るとか残量とか、そういう物ではないだろうけどね。




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