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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1337/3906

1337:場所を替えよう。

 あ、そうだ。


「あー、やるのはまぁ良いんですけど、色々問題も有りますから一旦移動しましょうか」


 少ないとはいえ人も通ってる以上、あんまり変なことしてても迷惑だろうし。

 あと装備してる物を外したりしないといけないけど、全部脱ぐ訳にもいかないからなぁ。

 残っちゃった服とか、そこら辺に転がしておくわけにもいかないだろう。


「ん、妖精さんち?」


「というか周りの公園ですね」


「あー」


 まぁ別に中でも良いんだけど、今はアリア様が居るからなぁ。

 特に問題は無いかもしれないけど、無駄に何か起きる可能性を増やさなくても良いだろう。



「ひとまず妖精さんちのお庭に移動しようってさ」


「ほいほい」


 聞こえてない二人にも伝えてもらって、元の通りに戻って家への道を進んでいく。


 ……ぴーちゃん、一旦目隠し外しても良いんだよ?

 まぁ問題無く飛べるみたいだから、どっちでも良いけどさ。




 んー、戻ってきたは良いけど、こっちにも一応人は居るんだよね。

 まぁ外よりはマシだし、気にしないでおこう。


 さて、モニカさんは……ってそうか。


「すみません、誰かいますかー?」


「はっ」


 あ、やっぱり隠密さんが見張りしてた。

 アリア様が中に居る以上、ここら一帯はカバーしてるだろうと思ったんだよね。


 急に出てきた隠密さんに三人がちょっと驚いてるけど、とりあえずスルーしておこう。



 えーと、とりあえず……


「お三方の手荷物の番をしておれば宜しいのでしょうか」


「あ、はい…… えらく話が早いですね……」


「恐れ入ります」


 いや、別に褒めた訳ではないんだけど。

 まぁ多分監視役の隠密さんとかから話が通ってたんだろうな。



「手荷物? あ、装備はその場に残るんだっけ」


「そうですね。最初に着てる物以外で外せるものは、鞄にしまっておいてもらえると助かります」


「ういー。二人も外せるもの外しときなー」


 ぽいぽいと腰に付けてた武器や道具を鞄に放り込みつつ、他の二人にもそうする様に伝える兎さん。

 まぁ言われなくても大体解ってたっぽいけど。



 ……シェラ、暇なんだろうか。

 片膝ついて控えてる隠密さんの立ててる方の脚に、もふりと体当たりしに行ってる。


 もしかしたら、こっちの用事を聞きに出てきてくれてありがとーってことかもしれないけど。


 まぁどっちでもいいか。

 隠密のおねーさん、無表情のままだけどなんか嬉しそうだし。




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