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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1334/3906

1334:お仕事を思い出そう。

「あ」


「はい?」


「そういえば今日、蜜採取のお仕事やってないや」


「そうですわね」


 アリア様に待たれてたり頼まれたりで忘れてたけど、庭師さんを見て思い出したよ。

 訓練の時、花壇から採ってるタイミングで思い出せって話な気はするけど。



「あー、でも流石に今からだと微妙な時間になっちゃうかな」


「多少ずれ込んでも構わないのでは?」


「それもそうか」


 なんとなくまだ早いかなーって言ってただけで、特に細かく決めてる訳でもないしね。


「それにこのまま向かいますと、皆様にお配りするには少々心許ないですわ」


「それはまぁ別に…… いや、それは困るみたいな顔されても逆にこっちが困るんですけど」


 なんかさっきから居たギャラリーじゃなくて、通りすがりのお姉さんから「えー」って声が。

 無駄に良いタイミングで通ったな、この人。



「まぁ欲しいって人も居るみたいだし、一旦戻ろうか」


「白雪さんの蜜を欲しがらない方のほうが珍しいのでは?」


「……花の蜜だしカトリーヌさんも同じ物売ってるでしょ」


 だから私の蜜って言うんじゃない。

 別に何も……いや色々出してはいるけど、あれは違うから。



「という事ですので、よろしくお願いします」


「ん? あぁ」


 ん?

 パネル開いてたギャラリーのお兄さんに何か頼んでるけど、何をだろう。


「もうちょい後になるって事で良いんだよな?」


「はい。ありがとうございます」


 ……あぁ、妖精さんスレへの書き込みか。


 いや、別に書かなくてよくない?

 というかこっちから頼まなくても、多分その辺の誰かに書かれるでしょ。



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