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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1324/3907

1324:待ちかねられよう。

 まぁ邪魔になってはいなさそう……

 いや、シェラからは邪魔って程の事はしてないけど、こすられた側の職員さんが通り過ぎる一瞬を逃さずに撫でるから、結果的に仕事の手は一瞬止まってるな。


 でもこっちから撫でさせてる訳じゃなさそうだし、邪魔しちゃだめだよって言うのもなんか違う気もする。


 というかこの感じだと、ここで注意したりしたら逆に職員さんに謝られちゃいそうだな。

 そもそも愛想振りまいてこいって言ったのは私だしね。



「はーい、お疲れー」


 蛇行して職員さんの脚にもふもふとぶつかりながら近くまで来て、ぴょーんと垂直大ジャンプでアピールしてくる。

 そんな激しく動かれてたら、こっちからは触れないぞ?


 あ、自分でも気付いたらしい。

 ぴーちゃんが可愛がられてる机まで走って行って、シェラ用に置かれてるらしいクッションにぼふっと飛び乗ってこっちに手を振ってきた。



「はい、出来ましたよー」


「ぴゃっ」


 ぴーちゃんの方は、ただ可愛がられてるだけかと思ったら、どうやら羽や毛並みを綺麗にしてもらってたらしい。

 ありがとーって職員さんの顔を羽でもふっと挟んでから、こっちに「おかえりー」と両手を広げてみせる。



「はいはい、お待たせぅふっ」


 二人が待ってる机まで撫でに行ったはずなんだけど、なんか手を出す間もなく左右から挟まれてしまった。

 まぁくっつかれるのはいつもの事だし、気にせずになでなでしておこう。


 ……ちっこいのが目の前でわちゃわちゃしてるけど、ライサさんは大人しくしててくださいね。

 まとめて抱きしめられたりしたら、真ん中の私だけぷちゅっといっちゃうからね。



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