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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1323/3908

1323:報告を終えよう。

「あ、あとそれを覚えたおかげ……せい?なのか、麻酔薬が吹ける様になりました」


 嬉しくはないからどちらかというと後者だな。


 ライサさん、ふむふむって顔でメモ取ってる。

 効果が強すぎるのは察しが付くからなのか、試せとは言わないな。


「後でジェイさんとお話してみるつもりなんで、そっち経由で情報は入ると思います」


「助かります」


 ……そう言うのが正しいというか定型文みたいなものだろうけど、別に何も助かりはしないよね。

 いや、まぁ一応何があるかは判らないんだし、情報は有った方が良いのか。



「で、ついでに【吐息(ブレス)】の方にも増えました」


 にゅいっとパネルを伸ばして、ライサさんの手にぽふっと。

 一行読むだけだし、別に渡さずに私が持ってても良かった気がする。


「ありがとうございます」


 当たり前だけど、すぐに返ってきたしね。

 そのまま消しても良いんだけど、一応受け取ってから、と。




 訓練も終わった事だし、受付に戻るライサさんの後ろをついてホールへ戻る。

 ぴーちゃんは休憩中のお姉さんと遊んでるっぽいけど、シェラはどこ行ったんだ?


 ……あ、居た。

 お仕事してる職員さん達の足下をぱっかぱっかと歩き回って、もふりもふりと胴をこすりつけて回ってるらしい。

 何をやってるんだ、あの子は。



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