表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1321/3907

1321:候補を聞いてみよう。

 まぁそんな事は置いといて。


 また変なのが増えたって事はともかく、増えたスキル自体は割とどうでも良いんだよね。

 だってスキル無くても問題無く吐けるし。


 一応使うにあたっての利点とかは有るんだろうけど、それも使わないなら関係無い事だし。



「流石は白雪さんですわ」


「いや、私がどうとかじゃないよね」


 【妖精】がおかしいだけなんだし、カトリーヌさんも覚えたらすぐ取れるでしょ。


「一応、試しに使ってみますか?」


「いや、別に良いでしょ。散らすのも面倒だし」


 他のスキルならともかく、その場に残ってたら困るものはちょっとね。



「では、訓練に戻りましょう」


「だね」


 まぁ色々やらせてたのはカトリーヌさんなんだけどね。

 私は放っといて戻りたいなーって思ってたよ。




 本来の訓練の続きに戻って、適当にお喋りしつつ進めていく。


「そういえば先ほどの管ですが」


「うん」


「魔力を通すケーブルとしても使えるのでしょうか」


「やってないけど体の一部だし、出来るんじゃないかな」


 っていうか管自体が魔法寄りの何かっぽいし。



「という事は、人形を動かすのに使う事も出来るのでは?」


「いや、出来ても土には刺したくないよ……」


「それもそうですわね」


 口から出して口に戻っていくんだから、あんまり綺麗じゃない物に刺すのは嫌でしょ。



「おや」


「ん? 何?」


「それを考えると、先ほどの『訓練の邪魔にならない部位』の候補がほぼ無くなりますわ」


「……うん、どうでも良いね」


 やらないし。


「そもそも邪魔にならない部位の方が少なくない?」


「問題無く訓練を続けられるという条件だけでしたら、そうでもありませんわ」


 しまった、話題をそのまま進めてしまった。

 無かった事にしてもっと当たり障りの無い話の方向に飛ばしていくべきだったよ。



 ……言ってしまった以上は訊くしかないか。


「一応訊くけど、例えば?」


「基本的に私たちは歩きませんので、お尻から爪先までの下半身が丸々いけますわね」


「あー……」


 まぁ確かに飛んでれば動かなくても関係無いし、地面で何かやるにしても座っちゃえば関係無いな。

 姿勢の維持も【浮遊】で出来るし。



「ですが先ほどの理由で、大半が使えなくなりますわ」


「……まぁ、譲歩しても太ももくらい?」


 それもちょっとどうかとは思うけど、お尻とか足とかに比べればね。


 ん?

 というかそれだけ大きい的が有れば問題無くない?


「いや、やらないよ?」


「むぅ」


 「あ、セーフなんですね」みたいな顔して、取り出した布で脚をきゅきゅっと拭くんじゃない。

 あえて言うならってだけだよ。




「あと、一応もう一か所有るのですが……」


「ん? どこ? ……あぁ、うん」


 すっごい言い難そうに、足下を見る時の障害物に視線を落とすカトリーヌさん。

 うん、確かに感覚がなくなっても問題は無いだろうな。

 元々動かせる部位でもないし。


「でもそこ、心臓に近過ぎるしちょっと危ないんじゃない?」


「そうなのです」


 残念ですわみたいな顔してるけど、そんなのとは関係なくやらないからな。


 ……なんか私がカトリーヌさんにやってたら、吸い取って奪おうとしてるみたいに見えそうだな。

 いや、それが理由ではないけど。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ