1303:突撃してみよう。
更にするすると縮めていくと、なぜか手の上に登って来た。
「登る意味無くないですか?」
「まぁまぁ、良いではないか」
「あ、はい」
うん、別に何か困る事が有る訳じゃないから、別に構わないんだけどさ。
降りる手間が発生するだけなのではって思っただけだし。
んー、この位のサイズかな?
あ、横のラキからオッケーって合図が来た。
「終わりましたー」
「うむ、ありがとう」
私の手の上でごろごろしてたアリア様が起き上がって礼を言い、とうっと斜め下に居るラキに向かってダイブしていった。
いくら怪我しないからって大胆な事するなぁ。
「ではコレットも頼むぞ」
「あ、はい。それじゃどうぞ」
「失礼致します」
……だからなんでちょっと揉むんだ。
まぁうん、その辺は気にしないでおくとして、何も言わないって事はさっきと同じ流れで良いんだよね。
「ところでカトリーヌ、ちょっとした頼みが有るのだが」
「はい、なんでしょう」
ん、なんか横で始まった。
というかアリア様、いつの間に私の腕の下を通って行ったんだ。
危ないから一声かけておいてほしいぞ。
「一度やってみたいと思っていたのだが、嫌でなければ試させてもらえるか?」
「はい、構いませんわ。私でお役に立てるのであれば、いくらでもどうぞ」
具体的な事は何も言ってないんだけど、なんか通じてる。
なんなんだろうか。
「ありがとう。よし、では行くぞ」
「はい」
……何が始まるのかと思ったら、机の上にどむっと置かれてたカトリーヌさんの巨大なでっぱりに、正面から走って突撃していった。
直前でぴょんっとジャンプしてどーんと大の字にぶつかり、ばいーんと跳ね返されて机の上をころころ転がって戻っていき、むくりと起き上がって再突撃。
いやうん、なんというかうん、何をやってるんだこのお姫様は。
いやマジで。本当に。
動きだけ見ると可愛いんだけど、やってる事はセクハラまがいだぞ。
ちゃんと同意も有るし、やられてる側も面白がってるからセーフなんだろうけどさ。
あ、ラキも参加した。
ラキの場合は加減しないとカトリーヌさんの方が吹っ飛ぶ羽目になるかもしれないから、気を付けてね?
カトリーヌさんとしては、それはそれでって感じだろうけど。
……まぁアレだ。
私相手じゃ出来ない遊びだよね。
物理的に可能だったとしても断るしね。




