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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1282/3911

1282:止めてた人が仕切ろう。

「はいはい、遊んでないでそろそろ行こう」


「撫でるの止めてから言えよ」


「ちぇー」


 こっちで色々やってる間に、また戻ってきて撫でられてるのか。

 クリスは驚いた時のままっぽいのが、きゅっと抱き着いてる手から何となく察せるな。


 解ってると思うけど、うっかり絞めちゃダメだよ?




「よーし、それじゃいい加減出発しようか」


「はい」


「現地で適当に、だったな」


 なぜか唐突にお姉ちゃんが仕切ってる。

 別に構わないけど、ついさっきまでモフってたのは自分だぞ。



「あ、シェラちゃん大丈夫? 運んであげようか?」


 ん?

 あー、確かに小っちゃいから人混みだと他の人から見えないかもしれないな。


「大丈夫だとさ」


「そう?」


 「だいじょーぶ!」と笑顔で首を振って、ぴょんぴょんと素早く飛び跳ねる。

 それ背中のクリスがえらい事になってない? 大丈夫?



「ま、抱っこしてやるにしても、やるのはあんたじゃなくてレティだろうけどな」


「……うん」


 まぁうん、シェラだけならともかくクリスが巻き付いてるからね。

 触って刺激したりしない様に持つのは、結構大変そうだ。


 というかまぁそもそもの話、最初にお姉ちゃんが驚かせて警戒されてなきゃ問題無かった筈なんだけどね。

 あんまり懐いてもらえなくても、半分以上は自業自得って感じだよ。



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