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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1267/3911

1267:一応聞いてみよう。

「良いもんねー、本人に許可取っちゃうもんねー」


「そりゃアヤメさんが良いって言うなら私が口出す事じゃないけどさ」


 そんなむーって顔で端末を取り出されても、私は事実を言ったまでだぞ。

 あ、速攻で返信音が。


「ダメだった……」


「だろうね」


 だってうっかり潰されたりしそうだし。

 あと別に触られる側は、特に楽しい事も無いだろうし。




「はーい、できたよー」


「うん、ありがと……ってなに遊んでんの」


「まぁまぁ」


 ええい、毛先で首をくすぐるんじゃない。

 摘ままれた髪の毛を奪い返して、用意してくれた椅子をとっとと片付けるとしよう。



「さて、それじゃ……ってもうあんまり時間無いね」


「そうだねぇ。まぁ別に朝一から入らないといけない訳でもないし、ゆっくりしても良いんじゃない?」


「まぁそうなんだけど、おかげさまである程度の復習は出来たし大丈夫かな」


「そう? アヤ……メちゃんも問題無いみたいだね、うん」


 ……聞いてたのかってタイミングでメッセージが送られてきたな。

 偶然なのは解っててもびっくりするよ。



「んじゃ、お部屋に戻って準備しよっかな」


「うん。……んー」


「んあぁぁごめんごめんごめん」


 正面に居るお姉ちゃんの頭を両手で掴んで、前後左右に細かく揺さぶっていく。

 なんでいきなり人のお腹を揉むんだよ。

 別に掴めるほどのお肉は無いよ。

 あとくすぐったい。




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