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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1263/3910

1263:慣れに油断しよう。

「ありがとうございます」


「どうも……」


 ええい、人の反応(ユーザー)で遊ぶんじゃない。

 なに満足そうな顔してるんだ。


 まぁうん、それは良いとして。良くない気もするけど。

 私が立たないとカメリアさんもベッドから降りづらいだろうし、さっさと動くとするか。



「今日はどの様に?」


「あ、この辺てきとーにいじっときますねぅっ」


 ……けっこう慣れたからこれだけで問題無いでしょと机の上に置いてある道具に手をやろうとしたら、机に思いっきり手をぶつけてしまった。


「……」


「『やっぱり行った方が良いんじゃ』って目で見ないでもらえると助かります」


「すみません」


 今のはうん、あれだから。

 距離感とかじゃなくて、そもそもろくに見てなかったからだから。


 いや、それはそれで問題な気もするけど。

 あとこれ結構痛い。




 あんまり長居する時間も無いけど、さっきの反省も兼ねて色々といじくりまわしつつカメリアさんと雑談をする。

 調子に乗ってはいけないって事を、どうでも良い所で再確認させられたしね……


 しかしカメリアさん、誰とでも話せる様になのか、どんな話題でも大体知ってるな。

 レティさんとお話してるのを横で聞いてみたいかもしれない。


 まぁどんな話題でもって言っても、そもそも私の話題が少なすぎるだけって気もするけど。

 特に深い知識の有るジャンルとかも無いしね。



 いかん、あんまり話しやすいからついつい長居しそうになる。

 これ現実側でやる事をいろいろ済ませたら、もうこっちは朝になっちゃうんじゃないか?


「それじゃ、そろそろ失礼しますね」


「はい」


 またのお越しをとお辞儀するカメリアさんにこっちも頭を下げてから、ベッドに転がりログアウト。

 ちょっと慌ただしくなりそうだけど、アヤメさんを戻さないとお姉ちゃんやレティさんまで困るんだからささっと済ませないと。



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