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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1176/3914

1176:徒歩で並ぼう。

 アリア様をお姫様抱っこして、背中にアヤメさんを乗せて……

 あれ、コレットさんはどうするんだ?


「ちょっ、とっ、加減をぉぉっ!?」


「してはいると思うぞ」


 ……背中のアヤメさんを振り落とさない様に緩めてるとはいえ、何で裾の長いメイド服でラキと並走出来るんだ。

 いやもう裾とか言う問題じゃないけど。


 というか上半身がほぼブレずにスライド移動しててちょっと怖い。

 あれ脚どうなってんの。



 ……まぁ見送っててもしょうがないし、ついていくとしよう。

 いくら速いって言っても、サイズに差が有るから普通に追いつけるし。


 これ私達が飛んでるから良いけど、普通に歩いて追いかけられたら怖いだろうな。

 こっちからは感じない程度の振動でも、向こうのサイズだと走りづらくなるだろうしね。

 ……いや、ラキとコレットさんならそれは関係なさそうだけど。



 あ、部屋の前で止まった。


 まぁ先に着いてもドアが開けられないもんね。

 じゃあなんで先に行ったんだって話になるけど。


 とりあえず開けてあげ……ようかと思ったらもうシルクが済ませてた。

 考える前に動くくらいじゃないと先を越すのは無理そうだな。




「さて、では始めようか」


「私は何をすれば良いんです?」


「まずはラキと相談する間、コレットと共にラキの糸を集めていてくれ」


「あー、そもそも材料足りてなさそうですもんね」


 スッと横から渡される軸を受け取りながら頷くアヤメさん。

 うん、連れまわしてるし私も糸出してないしで、あんまり素材は無いね。


 ……というかラキの服に使える様な細い糸、あんまりっていうか私は出してないな。

 ずっとただ眺めてても仕方ないし、私も素材生産してようか。



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