1177:生産準備をしよう。
んー、今は私も細いのを出した方が良いよね。
ラキの糸だけで十分な量を確保しようと思ったら、流石にちょっと時間かかりそうだし。
……いや、なんか二本同時に出してるし結構ハイペースで生産されてるな。
まぁ多くても別に困らないだろうし、その辺は気にしなくて良いか。
えーと、確か部屋の隅っこにちょっとした素材が置いてあったな。
木材も少しは有ったはずだし、適当に加工して軸に使わせてもらおう。
軸まで魔力で作ったら、後でバラけたりして困りそうだしね。
……ってそういえば、さっき机でシェラと集めてた糸はどうしたんだろう?
あ、カトリーヌさんが持って来てくれてた。
えーと…… お、丁度良い感じの小さい木片が有った。
魔力で柔らかくしてから棒状にして、両手で挟んでころころ細くしていこう。
竹串くらいの太さになったので一旦固めて、一部だけ柔らかくしてS字というかクランク状?に。
この方が回しやすそうだしね。
しかし結構長くなっちゃったな。
まぁこっちも何本か同時に生産すれば良いか。
とりあえず軸を固定するための台座を魔力で…… 作っても軽すぎてすぐに動くだろうから、資材箱から重石代わりの金属片を拾って、と。
魔力で包んで棒を二本伸ばして、先端の方に穴をあけて軸をプスッと。
うん、雑。
まぁちゃんと機能すればそれで良いのだ。
こういう物の美的センスには自分でも期待してないし。
……いや、これに限らずセンスに自信なんて無いな。
特にファッションとかそういうの。
だって外に出たら何着てても顔が怖いで逃げられて終わるから、良し悪しの判断がお姉ちゃんジャッジくらいしか無いし。
……しかもその審判、基準が割とガバガバな気がするんだよね。
褒められるのは嬉しいけど、ほぼ全部のケースで可愛いよーって感じだし。
試しに色物ネタTシャツ着てみたら、流石に「可愛い……けどどうかと思うの」みたいに付け加えられたけど。




