↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1160/3915

1160:綺麗に払おう。

「ん?」


「なんか走ってきたな」


 何やら元気にダカダカと、ラキがこっちに近づいて……


「お、っと。なんだなんだ?」


 アヤメさんの脚に飛びついて器用に登っていく。

 いきなりどうしたのかと思ったけど、ラキは割と普段からそんな感じって気もするな。



 もそもそとアヤメさんの服の上を動きつつ、自分の足下をじーっと見てる。

 む、なんかぽふっと服を叩いた。


「あー、ちょっと残ってるのを取ってくれてるのか」


「あぁ、なるほど。良い子だねー」


 人差し指で頭を撫でてあげたら、えっへんと胸を張ってる。

 ……これ今の図だけ傍から見たら、手に隠れてラキが見えずにアヤメさんへの唐突なボディタッチしてるみたいかも。

 いや、実にどうでも良いけどさ。



「ありがとな」


 アヤメさんもラキのお尻を上からつんつんしてお礼を言ってる。

 うん、良い子ではあるんだけど、ちょっとくらいなら別に良いんじゃないかなとも思うな。


 あ、でも結構遠く…… このサイズで見れば結構遠くから走ってきてたし、何か目印みたいなものになったりするんだろうか。

 いや、走ってきたのは単に遊びに来ただけで、なんかまだ付いてるーって落とし始めただけかもしれないけど。



「お」


「終わったっぽいね」


 肩の上に乗ったと思ったら、そこからぴょんっと頭の上に飛び移った。

 なんだその「登頂成功」みたいなポーズは。




 しかし元気に走り回ってるなぁ。

 見た感じアリア様がやらせてるっぽいけど、シェラとしても楽しければオッケーって感じなんだろう。


 ……よく見たらコレットさん、後ろに居るのにアリア様に掴まらずに平然としてるんだけど。

 シェラの背中を掴んだりもしてないし、どうやって位置と姿勢を維持してるんだろうな。

 まぁ良いか。コレットさんだし。



 あ、こっちに方向転換した。

 ラキが終わらせるのを待ってたのかな?


「よしシェラ、では手筈通りに…… とうっ!」


「ぉわ危なっ!?」


 アリア様が何か言ったと思ったらシェラが急ブレーキをしながら上半身を倒して、アリア様とコレットさんがその上を元のスピードを維持したまますっ飛んできた。


 後ろに居たコレットさんがふわっとアリア様をお姫様抱っこの姿勢で確保して、私達の目の前でふわりと着地。

 いや横方向の力はどこへ消えたんだ。

 気にするだけ無駄なのは解ってるけど、ツッコまざるを得ないじゃないか。


 ……というか、横を見たらアヤメさんの位置が微妙に離れてる。

 当たりそうな軌道で吹っ飛んで来てたから、自分だけ避難したのか。


 まぁそれはこっちがトロいだけだから文句は言えないし、大丈夫だったから良いんだけど。



「……スタイリッシュに登場する意味は有るんですか?」


「む? いや、特に無いぞ。思いついたので試してみただけだ」


 コレットさんに降ろしてもらいつつ、アヤメさんのツッコミ混じりの質問をいなしていく。

 いや、素直に答えてるだけか。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。