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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1155/3916

1155:他からも要求されよう。

 三人をむにむに踏みつつ、こっちの足が痛くならないギリギリのラインを探っていく。


 そういえばよく考えたら、そもそもこの体だと【浮遊】を切ったら自重で崩壊しかねないんだったっけか。

 実際のところは判らないけど、あんまり試したくは無いな。



 ……この辺りだろうか。

 当たり所によっては地味にチクッとするけど、大体大丈夫っぽい。


 別にギリギリを探る意味は無いけど、他にやる事も無いからなぁ。

 ラキ達がわちゃわちゃしてるのを眺めるくらいか?



 おー、そんなに経ってないのに結構集まってるな。

 でもあれ、魔法で出した矢に巻いてるけど大丈夫なんだろうか。

 ずっと出しっぱなしって訳にもいかないだろうし、どうするのかな?


 あ、でもあれだけ巻いてたら軸が消えても案外大丈夫なのかも。

 芯の無いトイレットペーパーみたいな感じで…… いやそれはちょっと違うか。


 ビニール紐とかも真ん中は空洞で売ってるんだし、意外と何とかなるものなんだろう。

 ……何も考えてない可能性も有るけど、まぁその時はその時だな。

 ちょっとごちゃごちゃしちゃっても、頑張って巻き直せば良いんだしね。




「雪ちゃん雪ちゃん」


「ん?」


「せっかくだから私も触ってみてー」


 ……暇なの?

 いや、まぁ仕方ない気もするけど。


「……良いけど動かないでよ?」


「解ってるよー。また怒られちゃうのはやだしねぇ」


 うん、流石に同じことを何度もやってたら、そのうち鉤爪とか刺されるかもしれないしね。

 というか今の状況だとその前に、アリア様に文句を言われそうだけど。



「おー…… なんかふわーっと触れられてる感触が」


「これでも結構押してるつもりなんだけどね」


 私の感覚だとぐいーっと行ってるんだけど、向こうからしてみれば添えられただけってとこなのか。

 まぁ仕方ないというか当然だろうな。



「それでは、私もお願いします」


「はーい」


 なんかレティさんも寄ってきた。

 何がそれではなのかはよく解らないけど、まぁ別にこっちから触るだけなら構わないよ。


「なるほど、確かに」


 なんか納得してるけど、満足してくれたなら良いか。



 ……というか、だ。


「はいはい、解りましたからこっち来てください」


 モニカさん、あんまりじーっと見られてるとちょっと怖いんだよ。

 いや、ちょっとじゃないな。割と普通に怖い。


「……あー、っとですね…… うん、並んでもらえたら……」


 隠密さん達、ちゃんと仕事しててくれないかな。

 微妙にチラッチラッと気配を出して、私も私もってアピールしてくるんじゃないよ。



「なんていうか、お疲れ様です」


「原因に言われてもな……」


 うん、ため息つきたくもなるよね。

 ごめんなさいとしか言い様が無い。



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