1154:終わりの合図は確認しよう。
やれやれ、それじゃ諦めて踏むとしようか。
とりあえず、まずは高さの調整からだな。
普通に椅子の上に立った時くらいの高さにしておけば、足を下ろし過ぎって事も減るだろうし。
……早速なんか踏んだ気がするけど、気にするなって言うんだし気にしないでおこう。
うん、気にしてたらいつまで経っても終わらないしね。
で、足をてきとーに前後左右にずらしながら、ぺたぺた足踏みしてれば良いんだな。
……たまに変なツボっぽい所に直撃してるのか、やっぱり地味に痛いなこれ。
足ツボが痛いって事はどこか悪いって事らしいけど、どこがどこだか知らないし。
いや、流石にその辺は関係ないか。
……でも現実の体の問題点じゃないにしても、こっちの体での設定が有るって可能性が否定できないんだよな。
なんせおかしな所にばっかり力が入ってるゲームだし。
いや、そのおかしな所ばっかり見せられてるだけであって、普通に凄く作り込んではいるんだろうけどさ。
でも現状の私の視点からだと、おかしいとしか言いようが無いんだから仕方ない。
「ところで雪ちゃん」
「んー?」
お姉ちゃんがモニカさんにお茶のおかわりを貰って、ほふーと息をついてから声をかけてきた。
「終わりの合図とか決めてないっぽいけど、それっていつまで続けるの?」
「……そういえば」
その辺の話が何も無かった気がする。
一応確認しておいた方が良いな。
「あぁ、心配せずとも口を開くくらいの事は出来るから大丈夫だ」
浮かせた状態で足を止めたら、すぐにアリア様から回答が。
「いくら軽いって言っても、ちょっと危なくないですか?」
「いや、問題は無い。既に試してみたからな」
「試すのが危ないですよ…… まぁ大丈夫なら良いんですけど」
「というか、そもそもこの体では怪我のしようが無いからな。心配は要らないだろう」
「……それもそうか」
そういえば縮んでる状態なんだから、魔法の力で保護されてるんだったな。
それなら確かに心配は要らないか。
……でもそういう問題なんだろうか。
いや、まぁ問題無いって言ってるんだし、もうやった後なんだから気にするだけ無駄だな。
それじゃ、アリア様からストップがかかるまでって事で再開するとしようか。
あんまり長いとちょいちょい確認はするけどね。




