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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1148/3915

1148:うっかりな提案をしよう。

「しかし、白雪の立場が上であろうと下であろうと、どちらにせよ問題は無いのではないか?」


「……と言いますと?」


 どうせツッコまざるを得ないんだろうけど、一応聞いておこう。



「上であるならばもちろん踏みつけようと問題は無い訳であるし」


 いや、マシってだけで無くは無いと思うんだよ。

 そこは言うだけ無駄だから黙ってるけど。


「私より下であると言うのであれば、こちらの頼みには素直に従うべきではないかな?」


「えぇ……」


 微妙に反論しづらいけど、論点はそこじゃない気もするんだ。

 こういう変な事じゃなきゃ普通に聞きますともさ。



「まぁ諦めてやるしかないだろ」


「むぅ……」


 そんな私も諦めてるって顔されても。

 いや、実際その通りなんだろうけど。



「あー、こっちが踏むんじゃなくて、そっちに乗ってもらうってのは……」


「む? それはやめておいた方が良いだろう」


「え?」


 折衷案を出してみたら即座に却下されてしまった。


「いや、自分の魔法なんだから覚えとけって。思いっきり体重をかけて足を踏まれる様なものだろ?」


「……あっ」


 そういえば、耐久力とかが全部このサイズ基準だからそうなるのか。

 乗る過程で歩いたり手を突いたりしてるタイミングなんて、ただ踏むというよりヒールとかで刺されてる様な事になりそう。



「カトリーヌの様に【浮遊】で調整出来るならそれも有りなのだろうが、我々ではな」


「うーん……」


 カトリーヌさんとかぴーちゃんに手伝ってもらう……のもなぁ。

 というかカトリーヌさんを呼び込むと、どうせろくな事にならないだろうし。


 もう諦めるしかないか……

 最初からって気もするけど。




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