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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1139/3914

1139:適性は気にしないでおこう。

 あ、針の草原が消えた。

 【魔力武具】と同じで、出しっぱなしだとMPが圧迫されるんだろうな。


 ……うん、芝生の惨状からは目を逸らしておこう。

 何も見えない見えない。


 まぁ魔法とかも有るし、明日には修復されてるでしょ。

 いやうん、そういう問題じゃないけどね。

 ごめんなさいという気持ちは忘れてはいけないのだ。



 とりあえず、えっへんと胸を張るシェラを褒めに行くとしようか。

 色々見せてもらったしね。


「凄いねぇ……って逆じゃない?」


 なんか撫でに行ったら捕まって、逆にこっちが撫でまわされてるんだけど。


「まぁご褒美って事で良いんじゃない?」


「良いんだけどさ」


 うん、シェラがそうしたいっていうなら構わないし、別に問題が有るわけじゃないんだけどね?

 いまいち腑に落ちないってだけで。



「しかしこんなノリのシェラが遠距離寄りで、恥ずかしがり屋さんのクリスが近接寄りってのが、またなんとも言えない気がする」


 一応メインの攻撃がそうってだけで、二人とも逆の事も出来るみたいだけどさ。


「ちょっとちぐはぐな気もするけど、まぁそこは仕方ないでしょ?」


「まぁそうなんだけどね」


 別に文句が有るわけじゃないしね。

 そもそも戦いに出る気も、今のところはあんまり無いんだし。




 お、抱っこから解放された。

 ひとしきりくっついて満足したかな?


「さて、とりあえず一通りは見せてもらった訳だが」


「そうですね」


 アリア様の言葉に頷いたのはいいんだけど、「だが」って事は何か有るのか?


「エリシャは今日は良いのか?」


 ……何を振ってるんだ。

 言葉が足りてないけど、何が言いたいかは解るぞ。


「あー、さっき一回死んでるからねー。まだ美味しくないだろうから止めとくよー」


「ふむ」


 あぁ、それで大人しくしてたのか。

 ……本当に大人しかったかって言われるとちょっと微妙だけど。



「む」


「ん? ……んん?」


 アリア様の視線の先を見てみると、お座りしたポチと正座でお座りした犬のお姉さんの姿が。

 ……何してんのあの人。


「ふむ。構ってやると良いのではないか?」


「……まぁポチは元々構うつもりだったから良いんですけど、あっちはアリア様の管轄じゃないですか?」


「ついでというものだ」


「ものじゃないと思いますよ……」


 言っても無駄だと思うし、別に良いんだけどさ。


 というかあのお姉さん、なんかポチと仲良くなってる気がする。

 まぁ一緒に遊んだりもしてたし、仲良しなのは良い事ではあるんだけどさ。

 ペット的な立場まで寄って来てくれなくて良いんですけど。



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