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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1129/3913

1129:試すのは止めておこう。

 あ、すごいでしょって顔でこっち見てる。


「うん、凄い凄い。鋭いんだねぇ」


 とりあえず褒めておこう。

 実際凄い切れ味だし。



「一体どうなっているのでしょう」


「あ、別に触らせなくても良いからね? どうせ確認とか言って指に刺そうとするだろうから」


「残念ですわ」


 カトリーヌさんがシェラの口元に手を伸ばしているので、一応阻止しておこう。

 さっきクリスに潜り込んだばっかりでしょ。


 ……というか否定しないって事は、本当にやるつもりだったのか。



「ふむ、なるほど」


 アリア様が置かれた破片を摘まみ上げて、切断面とかを確認してる。

 軽く力を入れたのは、ちゃんと硬いよなぁって事かな?


「良かったな。噛まれたのがこっちだったら、指が無くなってたぞ」


「怖い事言わないでよアヤメちゃん……」


 まぁそうなるんだろうけど、クリスの方も同じかそれ以上に危ないよね。

 毒を使われてたら指どころか全身が壊されるんだろうし。



「まぁ変にいじめたりでもしない限り、噛まれはしないでしょ」


 私の言葉にシェラがうんうんと頷いてる。

 だいじょぶだよーって笑顔だな。


「ですが、白雪さんの指示が有れば別なのでしょうね」


「ひえっ」


「いや、しないけどね?」


 ……全く曇りの無い瞳で「うん!」って頷かれても困る。

 いや、召喚獣としては正しいのかもしれないけどさ。

 それもそれでどうかと思うんだ。



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