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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1115/3914

1115:一言でまとめよう。

「まぁそれは置いといて。えーと…… 後は飲み込んで圧縮した物を素材に弾丸を作れるらしい事と、お腹に空気を貯めてから一気に締める事でそれを発射出来るみたいですね」


「先ほどの破砕音だな」


「そうですね。ただ、ちょっと……というか結構、命中精度はよろしくないみたいですね」


「ふむ」


 というかまぁ、正直ハッキリと「悪い」って言えちゃうレベルだと思う。

 目の前って言って良い距離でさえ、狙った所と結構違ったっぽいからなぁ。

 クリスがしょんぼりしちゃいそうだから濁すけど。



「加減してなお岩を砕く攻撃がどこに飛ぶか判らないというのは、少々恐ろしい気がするな」


 少々じゃ済まないと思うけどね。


「まぁ使うとしても接近戦用ですかね? ……クリスにそれが出来るかは置いといて、ですけど」


「……難しいだろうな?」


 クリスちゃん、アリア様の疑問形な言葉にめっちゃ頷いてる。

 うん、普通のというか友好的な人でさえ怖いのに、敵に近づくとか無理な相談だよね。




「で、最後に巻き付いての締め付けですね。まとめて固め直した石くらいなら、普通に砕いてました」


「うむ。こちらも威力は凄まじいが、実戦で活用するのは難しいという事だな」


「敵にくっつかないといけませんからねぇ……」


 入り口から覗いてるクリスちゃん、「無理ですぅ……」って顔に書いてあるな。

 うん、解ってるから大丈夫だよ。



「まぁまとめると、スペックは凄いけど戦闘には全く向いてないって事ですかね」


「そういう事だな。ま、白雪の部下ならばそれでも問題無いだろう」


「そもそも敵と戦いませんしね」


 戦おうとすると周りに大迷惑だし。

 アレをなんとかしないと、外に出る事すら出来ないよ。


 というか、出た時も召喚獣は連れて行かなかったしなぁ。

 襲われて怪我とかしてほしくないしね。


 いや、まぁ戦闘とか(そういう事を)するために呼ばれて来てる子達なんだけどさ。



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