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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1101/3915

1101:お礼は言っておこう。

「にしても、さっきの一瞬で食べちゃうなんて凄いねぇ」


 とりあえず批判とも取れる言い方を避けつつ、なるべく褒めていく方向で行こう。

 別にしょんぼりさせたい訳じゃないし。


 うん、やっぱりこの子も撫でられるのは好きらしいな。

 よしよし、良い子だぞ。



「どう見ても体積的におかしい気がするけど、まぁそこは言っても仕方ないか」


「それはまず、【妖精】に言うべき事ですよね」


「あー、うん」


 レティさんのツッコミに横から頷かざるを得ない。

 溶かしてからなら自分の十倍は有る人間を丸々飲み込んだりするしね。




 あ、そうだ。


「そうそうクリスちゃん。さっきの卵、美味しかった?」


 お、控えめながらも笑顔で頷いた。


「んじゃ、くれたお姉ちゃんにお礼言っとこうね」


 うん、お詫びの品とはいえ一応ね。

 感謝の気持ちは大事だよね。



 恐る恐るといった感じでちょっと顔を出して、お姉ちゃんに向かってありがとうございますのお辞儀をする。

 あ、すぐにバックしてまた顔だけ出てる状態に戻った。


「ゆ、許してくれるかな?」


 あ、微妙にだけど頷いた。


「良かったー…… 今度からは気を付けるから、よろしくね?」


 まぁ悪いのはお姉ちゃんとはいえ、びっくりして噛みついちゃったもんなぁ。

 そこは申し訳ないとは思ってるんだろうな。



「私は許さんからなって言ってるぞ」


「ごめんなさいってばー……」


 ……ラキちゃんがぴょんぴょん飛び跳ねながら、お姉ちゃんを威嚇して遊んでる。

 うん、まぁ多分本当は許してると思うから、めげずに和解しようとしてくれたまえ。




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