↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1097/3916

1097:迂闊な挨拶をしよう。

「それじゃ……」


 いやちょっと待て。

 握手してるレティさんが羨ましかったのか手を出すのは良いんだけど、勢いが……


「あぃたぁーっ!?」


 ……言わんこっちゃないよ。


 隠れ家にずぼっと指を突っ込まれたクリスがパニックを起こしたのか、お姉ちゃんの人差し指にがぶっと噛みついたらしい。

 らしいって言うか、びっくりして引き抜かれた指に噛みついたまま、涙目でぶらんぶらんしてるけど。


 ……なんていうか、上手に釣れましたーみたいな見た目だな。



「アホかあいつ」


「お姉ちゃんですし」


「ひどい!」


 ジョージさんの呆れた声に同意しておく。

 いや、うん、今の流れだと仕方ないでしょ。


 さっきの動き、クリスが綺麗に抜けたから良かったものの、変に引っかかってテントごと行ってたら、横に居た私まで巻き込まれて死んでただろうし。



「外そうとして振り回さない辺りは褒めてやっても良いと思うがな」


「まぁそこは確かに」


 苦笑気味なアリア様の言葉に頷きつつ、クリスを回収しにお姉ちゃんの手元へ向かう。


 ……しかしクリスちゃん、強靭なあごと首だな。

 まぁ他の子と同じで、一般サイズの仕様って事なんだろう。



「はい、じっとしててね」


「はーい……」


 動かれると死ぬので、じっとしててもらわないと困るのだ。

 まぁ私が死んでも外れはするけど、それやらかしたらまた集団で襲われるだろうしね。


「はいはい、大丈夫だよー。虐めようとした訳じゃないから、離してあげようね」


 後ろからそっと抱っこしても食いついたままだったので、ぷにぷにっとほっぺを突っついてみたら口を開けてくれた。

 それじゃそのまま下がろう…… って、器用に反転してまた顔をうずめてきたな。

 よしよし、あっちに戻ろうね。



「許してあげようねとは言ってくれないんだ……」


「いやー、そこはまぁ本人次第かなって」


「むぅ」


 まぁうん、びっくりしただけだと思うから、多分そこまで嫌われては……


 あ、いや、多分ダメだこれ。

 ちょっと離れても警戒してるっぽいし、ラキの二の舞かな?



「まぁ懲りないあんたが悪いな」


「言い返せない…… って待ってラキちゃん、虐めてないし反省して…… うん、ちゃんとしてますってば」


 しょんぼりと席に着いたお姉ちゃんを、ラキが威嚇しに行ってる。

 うん、まぁ被害者仲間だしね。


 あ、ぴーちゃんも肩に止まってぺしぺしと軽くお仕置きし始めた。

 なんていうか、二人セットでお姉ちゃんへのお仕置き要員みたいになってるな……




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。