1094:忘れず確認しよう。
まぁある程度限定的に売る分には問題無いだろうし、それを用意する時間が短縮出来るのは良い事ではあるか。
蜜を集めるのにも使えたら良いんだけど、花の位置なんてバラバラだから無理そうだ。
巨大化の方は……
一応、ロープみたいな太い糸が出せたりするのかな?
でもなんか、細いのを一杯出してまとめれば良い気もするしなぁ。
まぁ何かしら良い所も見つかるかもしれないし、覚える事自体にデメリットが有るわけじゃないし別に良いか。
「さて、【妖精魔法】はこれくらいで…… 他に新しい……というか変なスキルは生えてきてないですね」
「ふむ、その様だな」
別に隠す必要も無いので、アリア様からも見える様にしてスキルパネルを眺めていく。
うん、問題は無さそうだな。
普通の魔法のレベルも上がってるから何か覚えてるかもしれないけど、その辺は別に私が公開するまでもないだろうし。
もっと暇な時や、訓練の時とかにでも見ておけば十分だろう。
「それじゃ」
「待って待って雪ちゃん、【召喚魔法】忘れてない?」
「あ、そうか」
そこも種族の影響受けてたんだった。
えーと、召喚パネルを……っと。
「えーと……? あ、契約数と同時召喚数が増えてる」
「おー、これで雪ちゃん一人でパーティー埋められる様になったね」
「あぁ、確かに。あんまり意味無いけど」
どうせ戦わないし。
っていうか、そういえばこれって、召喚したら自動的にパーティー組んでる扱いになってるんだろうか。
いや、まぁその辺はどうでも良いんだけど。
「新しい種族などはどうですか?」
「流石にまだ増えては……」
レティさんの質問に答えるべく、一覧画面をポチっとな。
「いたねこれ、うん」
「なになにー?」
「ちょっと待って、画面外だから」
ええいお姉ちゃん、大人しく待ってなさい。
増えてるっぽいけどパネルサイズがそのままだから、下にスクロールしないと見えないんだよ。
「えーと…… 『クロリスティックブームスラミア』に『シェブロタウロス』……?」
「何だろ? とりあえず片方はへびさんっぽいけど」
うん、ラミアってくらいだしね。
もう片方は…… ケンタウロスみたいなものかな?
……ミノタウロス側じゃないよね?
「ふむ、どちらも聞いた覚えのない種族だな」
「例によって【妖精】仕様っぽいですね」
大体何でも知ってるアリア様が知らないって言うんだから、現存しない生き物だと思って良いだろう。
「レティはどうだ?」
「元になっていそうな生き物でしたら、どちらも心当たりが有りますね」
「なんでだよ。いや、聞いたのはこっちだけどさ」
……うん、流石はレティさんだな。




