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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1032/3916

1032:接舷しよう。

「もう少し左でしょうか?」


「うむ。気をつけてな」


 一旦立ち上がってから、足場に隣接しようと微調整してるみたい。

 接続?着岸? まぁ何でも良いか。


「もうちょいもうちょい、はいストップ。で、もうちょっと前かな」


「はい」


 足場の側からユティさんが誘導し始めた。

 アリア様が来たからなのか、一応うつ伏せの状態から起き上がって座ってるみたいだな。



「はいオッケー。んじゃ改めて、私はユティ。よろしくね」


 現場の凛々しいお姉さんみたいな感じの声が聞こえてくるけど、高いとこが怖くてへにょったままなんだよね。

 いや、別に良いんだけどさ。


「シャルロットと申します。こちらこそ、よろしくお願いします」


「うむ」


 なんでアリア様が返事してるんだ。

 多分意味は無いんだろうけど。




「じゃ、動かないでね」


「はい」


 おや、さっそく何かやるのかな?

 私の位置からだとユティさんが見えなくなったけど、何かゴトゴト音が聞こえてきた。



 おお、なんか幅の広い板が出てきたぞ。

 一辺の端っこにクッションみたいなのが付いてるっぽいな。


 あー、なるほど。

 足場とシャルロットさんの背中との渡し板か。

 シャルロットさんが痛くない様にするためのクッションね。



「うん、問題無さそう。痛くないかい?」


「はい、大丈夫です」


 お、ちゃんと機能してるらしいな。


 しかしアリア様が渡るために繋いだんだろうけど、アリア様って今は裸足だよね。

 ……あー、コレットさんがいつの間にか上に居るみたいだから問題ないか。

 なんか足場の陰からメイド服がチラッと見えた。




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