1028:可愛い動きを要求されよう。
「ぴゃー」
「ほい、おかえりー」
戻ってきたぴーちゃんがもふっとくっついてきたので、とりあえずなでなで。
ずっとシャルロットさんにくっついてたからか、いつもより暖かいな。
撫でられて満足したのか、すぐに離れてシルクの方に飛んで行った。
うん、こっちもお仕事が有るから、くっつかれてても困るもんね。
「それじゃ、解除するね。戻った時にふらつかない様にだけ、気を付けて」
「はい」
他の人は離れれば良いだけだからともかく、足場とユティさんは避けようがないからね。
……それを考えると、もう少し離れておいた方が良かったんじゃないかな。
まぁもうやるって言ったし、今更か。
さくっと戻して、ダメだったらなんとかしてもらおう。
「ほいっ、と」
解除は別に触れてなくて良いので、パパっとね。
うっかり全部解除してしまわない様に、シャルロットさんを意識しておかないとだけど。
「もっとこう魔法少女みたいな、良い感じの動きを付けてみない?」
「つけない」
お姉ちゃんからのリクエストは切り捨てておく。
こっちは普通にしてても割と恥ずかしいんだぞ。
ゲーム内でのキャラクターだって割り切ってても、限度ってものは有るだろうに。
あ、要らない事を言ってる間にシャルロットさんが戻りかけてる。
思ったより足場に近かったけど、まぁあれなら一歩くらいふらついてもギリギリで大丈夫そうだな。
……転ばないでね?




