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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1027/3916

1027:元に戻る準備をしよう。

 ……しかし、怖いのが大丈夫って言っても歩けないんじゃダメなのではなかろうか。

 いや、まぁ問題無いって言ってるんだし、仕事はなんとかなるんだろう。

 多分。



「用意した(もん)は一通り上げたのか?」


「ああ。終わって一休みしてたとこだよ」


 お手入れの道具とか、いろいろ用意してくれたのかな?

 アリア様の依頼とはいえ、足場を組んだりと必要そうな物を調達して持って上がっておいたりと、本当に手際が良い人達だな。


 ……っていうかあの人、あのまともに歩けない有様でどうやって持って上がったんだ。

 背中にのっけて階段を這って行ったんだろうか。




「では、解除して元の姿に戻ってもらうとしようか」


「あ、はーい。どの辺が良いですかね?」


 戻す位置が近すぎて足場にぶつかったりしたら大変だし、確認はしておこう。


「ふむ…… この辺りで良いのではないかな。シャルロット、こちらへ」


「はいっ」


 アリア様が指で地面にマークしてからシャルロットさんを呼ぶ。

 丸かと思ったら棒が一本生えてて、果樹園の地図記号みたいな印だな。



「これは、こちらを向くという事で良いのでしょうか?」


「うむ」


「了解です」


 ああ、向きの指定ね。

 確かにあの向きなら、ちょっと位置を調整するだけで足場に並べるな。



「では白雪さん、お願いします」


「はいはーい…… ってぴーちゃん、降りないと危ないよ?」


「ぴっ」


 「あ、そうだった」みたいな反応をして、シャルロットさんの背中に抱き着いていたぴーちゃんが離れる。


「ぴー」


「いえいえ、暖かかったですよー」


 あ、正面に行って「ありがとねー」ってお辞儀してる。

 まぁうん、乗っけてもらってたんだから、ちゃんとお礼はしないとね。




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