1024:用意をしておいてもらおう。
「んじゃ、言われた通り場所は用意しときましたんで、そっちに行きましょう」
「うむ」
エドワードさんが木の枝にぶら下げていた明かりを持って歩いていくので、付いていく事にする。
必要な情報は一通り聞いてるって感じかな?
しかし場所の用意って何をしたんだろう。
ゆっくり歩いたし寄り道というか立ち止まってたりもしたけど、そんなには時間は無かったよね。
とりあえず広めの場所を確保しておいたってだけかな?
……ん?
エドワードさんの後ろをついて少し進むと、暗闇の中に何やらぼんやり大きいものが見えてきた。
家ではないだろうけど、なんだろう。
「うむ、これなら大丈夫だろう」
「ちと強度が心配ですが、ぶつかりさえしなきゃ大丈夫でしょう」
……いや、アリア様が見てから今までの時間で、なんでこんな足場が建設できるんだ?
三階建て…… いや、足場一フロアで次の階層に上ってるんだから二階建て?
まぁそこはどうでも良いんだけど。
なんか建物に寄り添って作られてないから凄くバランスが悪そうに見えるけど、下をきっちり補強してあるっぽいから大丈夫なのか。
エドワードさんの言う通り、シャルロットさんがうっかりぶつかったりしたら、間違いなく崩落するだろうけど。
……いや待て、それは『大丈夫』なのか?
まぁ良いか。大丈夫って言ってるし。
あと乗ってる状態で崩れたとしても、なんかこの人たちって無傷でやれやれって言ってるイメージしかないし。




