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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1023/3916

1023:出迎えてもらおう。

 不満げなお姉ちゃんはスルーしておいて、適度に前も見ながらふよふよと進んでいく。


 そういえばエドワードさんって、めーちゃんが居た所で会ったことは有っても家は知らないな。

 あの辺りではあるんだろうから、とりあえずそっちに向かってから、見つからなければ聞けば良いか。



 む、なんか道端に明かりが灯ってる。

 誰か居るみたいだな。


 というかあれ、エドワードさんだな。

 アリア様が来るから、わざわざ出迎えてくれてるのか。


 いや王女様が来るんだし、わざわざっていうか当たり前か?

 アリア様の方からやれとは言わないだろうし、やらなくても別に何とも思わなそうではあるけど。




 とりあえず向こうも気付いてるだろうし、パパっと挨拶してしまおう。

 たしかエドワードさんって私の声は聞こえなかったはずだけど、まぁ挨拶程度なら動きでなんとかなるから問題ない。


 話すのは他の人だし、今回は私はおまけだしね。


「こんにちはー」


「待たせたな」


「よう、姫様。そっちの子が?」


「うむ」


 ……王族に対して軽いなぁ。

 まぁアリア様がそうしろって言ってるからなんだろうけどさ。



「こちらがシャルロット嬢だ。よろしく頼む」


 シャルロットさん、ちょっと緊張してるな。

 アリア様が唐突に嬢とか付けたからかもしれないけど。


「あぁ。聞いてると思うが、俺がエドワードだ。呼ぶ時は好きに呼んでくれりゃ良いぞ」


「はい。シャルロットと」


「あー、済まん。今はそっちの声が聞こえんから、後で戻ってから頼むわ」


「あ、はい。解りました」


 縮んだ状態のシャルロットさんが名乗ってるっぽい事を察して、困り顔で笑って遮るエドワードさん。

 初対面の相手に失礼かもしれないけど、適当に誤魔化して後でまた聞くのもどうなのかって感じかな?



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