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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1009/3916

1009:違和感に言及しよう。

「しかしまー、けったいな比率だねぇ」


 あ、言及した。


「色々と問題は有りますが、それを言うのも贅沢ですから」


「そっかー」


 いやー、もっと言って良いと思うよ。

 流石に。



「うん?」


 おや、静かな方のお姉さんが疑問符を浮かべた。

 静かなって言っても、頭に『比較的』って付くけど。


「おー? どしたー?」


「よく考えたら妖精さんサイズになっててこれって、馬の部分めっちゃでっかくない?」


「あ、ほんとだ」


 ……いや、遅くない?



「そうですね。ですので普通に出歩くのは(まず)いという事で、妖精さんに協力していただいているという訳です」


「なるほどー」


「ちょうど良い魔法が有ったもんだねぇ」


 本当にね。

 ……まぁ本来の用途はね。置いておこうね。




「ちなみに人と並びますと、この様な感じになりますわ」


「はぇー、でっかい」


「踏まれたら痛そうだねー」


 ん、カトリーヌさんがシャルロットさんの足下に行ってみたのかな?

 比較対象が居た方が、確かに解りやすいだろうね。


 ただ光源やってる人が下に行ったりしたら、シャルロットさんは変な照らされ方してるんじゃないかな。

 ……まぁうん、私からの光も有るし、そこまでおかしな感じにはなってないだろう。



「やー、痛いじゃ済まないけどねー。くまさんぱわーでも全然無理だったし」


「やってみたんだ」


「チャレンジャーだなぁ」


 まぁうん、やらなくても察せるよね。


 ……いや、現実世界じゃないからそうでもないのか。

 普通に考えて無理でしょって言いたくなる様な、無茶な見た目の武器や金属鎧を装備してる人も結構居るもんね。


「照れるねぃ」


 いや、誰も褒めてないと思うよ。



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