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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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1001/3916

1001:同じ様に投げ返そう。

「はっ」


 お、予告無しに投げられたフリスビーに素早く反応して、しゅぱっと跳び出して行った。


 やっぱり本気で走ると私よりかなり速いなぁ。

 ……あんよが短いせいか凄く忙しなく見えるけど。



 おー、綺麗にキャッチ……


「えっ」


「ぬ」


 って、アリア様にさっきのノリで投げ返すのはマズいんじゃない?

 アリア様、運動能力は割と普通っぽいと思うんだけど。



 あ、微妙に向きが違った。

 アリア様じゃなくてコレットさんに返してたんだな。


 そっちならどんな豪速球でも問題無いだろうし、ちゃんと一連の流れも見てるから大丈夫だな。

 いや、見てなくて背後から後頭部に飛んできたとしても、驚きもせずに軽々とキャッチしそうな人だけど。



 ……いや、キャッチするのは良いんだけどさ。

 何その取り方。


 かなりの速度で飛んできたはずの円盤が、下からスッと手を添えただけでピタッと止まったんだけど。


 お盆を持つみたいに確保してるけど、従者スキルか何かなんだろうか。

 いや、多分コレットさん特有の謎の技術を、無駄なところで発揮してるだけなんだろうけどさ。




「よーしよし、良くやった」


 てふてふと走って帰ってきたポチが、アリア様に撫でまくられてる。

 ……行こうって言った本人が動く気配が無いんだけど。


 いや、まぁ良いけどさ。

 ポチも楽しそうだし、他の人達も「いいからさっさと行こうよ」って感じにはなってないみたいだし。


 いいなー自分もモフりたいーって思ってそうな顔のお姉ちゃんは、まぁスルーで良いだろう。

 いつでも機会は有るんだから、また今度にしなさい。





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