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【※絶句】マクシミリアン様、獣人化したまま聖域を被る
魔導大陸東岸。
ミーニャは、難なく港を突破し、リリアーヌたちのいた宿場町カランへ向かう。
ところが、辿り着いた先で、ミーニャは凍りついた。
一帯は壊滅し、住民の姿は消えている。
生活の灯が揺れていた場所は、ダルタニアスの愛機『アイアン・ギルティ』によって、跡形もなく粉砕されていたからだ。
「……にゃ、ん、ですの、これ?」
ミーニャの毛が、逆立つ。
怒りというよりは、あまりの理不尽な光景に、本能が警鐘を鳴らしていた。
視線の先――瓦礫の山に、見慣れた姿があった。
マクシミリアンだ。
急いで茂みに身を隠し、ミーニャは息を殺す。
「どういうこと?
マックスが獣人になっているのに、リリアーヌ様の聖域をかぶったままですわ」
目を疑う光景だった。
一方、セリナが驚いて口を開く。
「まさか、噂の獣人軍団って、マックスだったの!?」
マクシミリアンが、被ったパンツをずらし、高らかに吠えた。
「そうだ! マクシミリアン様だ!
……カイルなんかに渡すつもりはない!
リリアーヌは、俺様のものだぁあぁぁ!」
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
マックス、どうしてそうなった……!
ミーニャも、さすがにフリーズするしかありません。




