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魔王軍の基地

魔王軍の基地に派遣されるまでの間、メイジゴブリンは魔族語の勉強をした。俺も手伝ったので普通に喋れるぐらいにはなったと思う。


そして迎えが来た。


迎えに来た人はこの前の魔族だった。


「このゴブリンが。」


「そうです、このゴブリンがブラッドスライムを討伐したメイジゴブリンです。」

っと代表のゴブリンが魔族語で受け答えした。


魔族語をしっかり聞き取れているので魔王軍の基地でも話は通じるだろう。


「行くぞ。」そういい魔族は、メイジゴブリンの手を取り魔法を唱えた。

すると、知らない場所についた。石材でできた城の様な物が建っている。

見たところサイズは中の下と言ったところだろう


「着いた、着いてこい。」

魔族に通され城の中に入る。

様々な種類の魔物が警備にあたっている。

見たところ魔法使い系の魔物が多い様に感じる。


魔族に案内され、応接間に通された。

魔族はイスに座る。


「あなたも座ったらどうですか?」


そう言われてメイジゴブリンも椅子に座る。


「私の名前はゾーク、ここの管理とこの周辺地域の管理を魔王様により任されている。君はここで書類仕事を学んだ後、君がもといた地域の管理を任せる。ようはブラッドスライムの後釜ってことだ。」


お前がブラッドスライムを殺したのだから代わりに働けって言うことなのか?


今日からメイジゴブリンの仕事が始まった。


1日目は、この城の構造の把握と仕事内容の把握だった。

この城は周辺地域の管理と魔物の育成(魔法使い系を中心)を主な仕事としている。


周辺地域の管理は、魔物の数の把握や住んでいる魔物の勢力図の作成など。

魔物の育成は、魔王軍の本部に派遣するための強い魔物を育成する事だ。

魔物同士での組み手、遠距離からの支援などの訓練だ。それで結果を出した魔物が魔王軍の本部へと派遣される。


これがここの仕事の内容のようだ。


2日目は、書類仕事だった。

前世の時、RTAで攻略方法をまとめた。俺の経験があったおかげでメイジゴブリンは初めての割にしっかりとする事ができた。


3日目も4日目も書類仕事だった。


5日目は、戦闘訓練。

ブラッドスライムのように簡単にやられたら困るからだろう。


メイジゴブリンはファイア、サンダー、ウィンドを駆使して戦った。

ギリギリの戦いがあったがブラッドスライムに比べれば楽な相手だった。


そして7日目、メイジゴブリンはゾークに呼び出された。


「戦闘訓練での結果も、書類整理も良かった。君にならブラッドスライムの代わりを任せられるだろう。いや代わりどころではない、あいつは書類仕事もできなかったし、言語も喋れなかった。なんであいつに仕事を任せたのかわからないよ。

それは置いておき、今日、正式に任命する。ゴブリンの森の管理者に君、メイジゴブリンを指名する。成果を期待している。」

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