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人生ってこんなもん?他人事な百年終えたら、最強神だったと判明しました〜お疲れ元人間はかつて愛したもふもふと怠惰を謳歌したい〜  作者: 瑠璃玉ねむ
【第4章】次々と現る神々

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第58話:先にニートになった眷属


 あれ?魂管理の効率化これにて終焉?


 「シャフ君、もうやることなくない…?」


 「そっすね」

 こたつに入って仰向けに寝転がりながらシャフ君が答えた。


 「そっすね、じゃないよ!なに私より先にニートになってんの!?ずるいじゃん!!」


 「いやー、すんません、優秀だったみたいっすわ、自分」


 「サーバーとタブレットの台数が用意できないからだけでしょ!」


 ずるいずるいずるいずるい


 「『自分探しの旅』ってやつ、憧れてたんすけど、行ってきて良いっすか?」


 神(わたし)を差し置いてなに言ってんだこいつ


 「やめな?『何も見つからない自分』か『何か見つかった気になった自分』しか見つかんないから、それ。

 数日外国行って、人生観変わったって言ってるやつの人生観は3日で戻るぞ?」


 それもまた青春っすよ?、とシャフ君がぼやいている。とにかく許さぬ。


 みんなビール作りやら銭湯経営やら、武神の相手やら、結界張ったり色々やってくれているのだから…


 あれ?ムーンとたぬきは何もしてないな。まぁかわいいからいいんだ。


 「働かざる者食うべからず…」


 私の声に、ん?とシャフ君が起き上がる。


 「働かざる者、買うべからず…」


 シャフ君の顔からサーっと血の気が引いていく。


 「守銭奴(ハクちゃん)!今月からこいつのお小遣い下げちゃってくださいよ!」

 

 ふふん♪


 「いやっす!働きます!!サーバーがなくても、Blu-rayとか使えば事足りるっす!」


 「君、方法は思いついていたのに言わなかったのかね?」


 「それは…その……」


 「罰として今月のお小遣い半分!!」


 「いやぁああぁ!!」


 一連のやり取りを見ていた時の神が、不思議そうな顔をしている。


 「何で君んとこの眷属、主よりもサボろうとするの?イレギュラーじゃない?」


 え?他の神の眷属はどんな感じなんだろう…そういえば人間由来の他の神の眷属って見た事ないかも…?


 「だって…楽したいっす」


 あ、これ私が怠惰の神だからだ。


 「私が効率厨の眷属として作ったしな…


 ってことは効率的にニートになろうとしたな!?許さんぞ!私が完全ニートになるまでは許さん!!」


 ひーんと机に突っ伏して、泣き真似をしてるが、私の角度からだとチベスナのスンっとしたフードしか見えない。


 「じゃあもうちょっとこの天界の文明を発達させてくださいよ。そしたら自分もできること増えるっす」


 そこなんだよなぁ…あんまり文明を発達させすぎると、人類同様滅びるんじゃないだろうか…

 私は時の神に尋ねてみた。


 「人類っていつもどうやって滅びるんですか?世界線や都度違う?」


 「んー。だいたい同じだよ。自然破壊し始めて、戦争おっ始めて、オーバーキルなくらいの戦力も持ち出して、住めない環境になって滅びてく。

 それかまぁ隕石の衝突とか外的要因かなぁ…

 君がいた世界線も多分もうそろそろ危ないんじゃない?」


 「え……?



 そろそろってあとどれくらい…?」




 「折り返し地点は確実にだいぶ過ぎてるね」と時の神が何てことなく呟く。




 あの世界が終わる…?



 神獣になったみんなと生きたあの世界が……?



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