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離人症かと思ってたら神でした〜元人間はもふもふ達と天界で怠惰を謳歌したい〜  作者: 瑠璃玉ねむ
【第1章】天界チュートリアル

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第14話:神獣になった理由

「私がこっちで目覚めた時すぐ来てくれたけど、それまでは葉っぱだったの?」


私はみんなに問いかけると、ムーンが答えてくれた。



「この中で1番初めにこっちに来たのは私だったでしょ?その時に、時の神が教えてくれたのだけど…


人間としての凪の頃から、すでに神の魂の器でもあったから、多少周囲から吸い取って怠惰の神力を持っていたそうよ。


そして、凪に育てられた私たちは、知らず知らずのうちに神力も注がれ、それを宿した魂になったんだって。


私が死んだ時に、御神木様と時の神がそれに気づいて、葉として匿ってくれていたの。

それがその時の神力でできる最低限できることだったんだって。


それでその後こっちに来たみんな、葉になったの。


もうすんごいのよ!すんごい喋りかけてくる時の神!!」



へ、へぇ…よほど黙って欲しかったらしい。



アッシュが続ける。


「ずっと『神力が足りない、やばい、まじでやばい。怠惰神さえいれば…』って言ってたから、ぼくたちで代わりできないかなぁって話してたの。


そしたらちょうど、おかきがこっちに来て、おかきは凪といた時間が長かったじゃん?

なんか強い結界できるって言うから、それで神力を閉じ込めて湖にボチャンってやれば、他の神みたいに神力あげられないかなーってなったの。


それで時の神が、その時だけぼくたちを元の姿に戻してくれたんだよねぇ」



時の神、思ってたよりもノリが軽い。

私は眷属たちにもわかるように聞いたことを説明した。



「でもこんなでっかい動物たちが、急に現れたら大混乱だったんじゃ…?」


と言うと、エンが「炎様は時々『なんか今怠惰の気配がしたような…』ってたまに呟いてましたよね?でも神獣様たちも見たことないですよね?」と炎神様に聞く。


「あぁ、なんかこう…バビュンッ!っ吹き抜けていったような気がした時があったり、湖から気配がしたこともあったな…」



たぬきが笑いながら言う。


「あー!それ!ムーンの力だよ!他の人から見えなくできるの!

たぶんムーンの力を使って僕たちが走り回ってるときじゃないかな?


時の神が、『こっそりやれよ、神力もバレないくらいの量で入れるんだぞ!』って言ってた。


なんか時の神なりに、凪に申し訳ないから、みんなには秘密でこっちにうちらを残してたらしいよ」



ムーンにそんな力が!!

確かに昔から神出鬼没というか、探しても全然見つからないときとか結構あったもんな…



「そのデカさは神力のせいなの?」


と聞くと、ドンが「昔よく小さくなってみんなに囲まれたいって言ってただろ?だからオレたちが大きくなった!それに、この方が凪の代行するには都合が良かったんだ」とドヤ顔で答えてくれた。



「みんな…時の神も、ありがとう…」


おかげでこっちに来てから、私は寂しくない。

私は必死で涙腺をしめた。

みんなに見せるべきは涙じゃない、笑顔だ。



私が知らないところで、みんながこっちで一生懸命に私のために動いてくれていたことが、何よりも嬉しかった。





「あれ?じゃあ、みんなは私の?領地にはもう行ったことあるの?どんなとこ?」


私は涙が出ないように話題を変えた。



「冬に近い秋エリアのところでねぇ、すごい広い。僕には寒いんだぁ。今は誰も住んでないよぉ。神力の大玉と、ムーンが集めた落魂がゴロゴロしてるくらいかなぁ」


おかきがのんびりと教えてくれた。



秋エリアってなんだ…!?

広いってどれくらい…!?

誰も住んでないってことは…管理とかしなくていいのでは…!?



「すみません、世界地図的なものあります…?天界マップ?みたいな…」



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