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戦国野望  作者: 丸に九枚笹
第四章
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第四章 65話 久しぶりの発明と料理

1553年11月25日


明智一族が逐電してから一カ月が経った。


越後に動きはない。

もう雪が降っているため、動くとしても来春、雪が解けてからだろう。

越後は動ける期間が短いため、それは助かったな。

こちらも備えをして雪解けを待つ。




しばらく戦はなさそうなので、堺で考えた、ガラス、望遠鏡、チーズ、バター、小麦粉、パン、シチューの固形ルー、石鹸を作ってみることにした。



まず、備前、肥後、陸奥を屋敷に呼んだ。


俺の小部屋まで来てもらった。


隣の大部屋には俺の妻たちと、備前、肥後、陸奥が連れて来た妻たちが話している。


俺の姉妹たちだ。



肥後「何かこうやって話すの久しぶりな気がするな。」


陸奥「京から帰ってくる途中から忙しかったもんな。」


備前「そうですね。それぞれが屋敷と妻を持ったというのもありますね。」


肥後「そうか。義兄弟になったわけだ。まだ紬は8歳だから何もないけど。」


陸奥「そうだな。面白いな。柚も7歳だから何もないけど。」


備前「そうですね。改めて宜しくお願い致します。私もまだないですよ。」


信輝「それはないとまずいんじゃない?備前17で姉上が18だろ?俺もまだ何もないけど。」


肥後「備前、それは頑張った方がいいぞ。」


陸奥「うん、頑張れ。」


備前「はい…。それよりも今日はどのようなお話で?」


信輝「あ、うん。堺でさ、色々見て思い付いたんだけど、って話したっけ?」


肥後「いや聞いてない。」


陸奥「すぐ船酔いで寝てたじゃん。」


備前「そうです。殿は船に弱い。」


信輝「そうだね。えーと、ガラス、望遠鏡、チーズ、バター、小麦粉、パン、シチューの固形ルー、石鹸を作ってみようと思って。」


陸奥「『技術開発』ね。しばらくやってなかったな。」


肥後「最近能力使わなくても十分強くなってきたもんな。」


信輝「そうだね。とりあえず、ガラスと石鹸やって。あとは何とかなると思う。」


肥後「そうか。」


陸奥「了解。」


備前「また何か始めるのですね。」





陸奥「描いたよ。ガラスってこんなんなんだね。石鹸もよくは知らなかった。」


肥後「ガラスってこれ作れるの?石鹸はなんとかなるか。」


備前「何に使うものですか?」


信輝「ガラスで望遠鏡が欲しかったんだけど、それだけじゃもったいないから、清酒、焼酎、ワインの瓶でも作るか?」


肥後「まあ量が多いから全部は無理だろうけど、ちょっとやってみてもいいかもな。」


陸奥「じゃあ、望遠鏡と瓶も描いておくか。」


信輝「石鹸はとりあえず俺らで使おう。今までは、なしでもよかったけど、そろそろ石鹸使わないと厳しくなってくる年頃だし。」


肥後「確かにな。これ女性陣にもウケるだろ。」


陸奥「そうだね。これは浅川園でお願いしよう。隠岐殿にお願いかな?」


備前「出来たら私にも見せてくださいね。」


信輝「あとは、チーズ、バター、小麦粉、パン、シチューの固形ルーは俺が浅川園に行って話してみるわ。」


肥後「おう。できたら食べに来るから呼んで。」


陸奥「いいね。そこにわざわざ台所作ったんだって?料理すんの?」


信輝「うん、そろそろ自分でもできるかなって。俺料理好きだし。」


備前「そうなのですか!?知りませんでした。」


信輝「いや、やってみたら好きになるだろうなって!」


肥後「まあ楽しみにしてるわ。その台所の隣の宴会場は何のため?」


信輝「近臣衆で飲み会様にと思ってんだけど、この前浅川園行った時の一族衆も呼んで宴会って話になったからどうしようかと思ってる。」


陸奥「あの人数が入るにしてはちょっと狭い?でも六十六畳でしょ?十分じゃない?」


肥後「一人一畳でも六十六人は入れるんだから十分だろ。」


信輝「そうか。何人くらいになるっけ?」


備前「近臣衆が十八人、先日の一族衆が十二人です。それと殿を合わせて三十一人ですね。」


陸奥「結構多いな。でもまあいけるでしょ。」


肥後「それくらいなら大丈夫だろ。」


陸奥「皆の奥さんたちも集まってもいいかもね。」


肥後「まだ飲めないだろ。あと、近江と下総まだいないじゃん。どうすんの?」


信輝「いや、聞いてない。下総は、掃部叔父が前橋城主になったから、上州の誰かの娘とかかな?」


陸奥「俺らは母親も大殿の姉妹で、俺らも武衛の姉妹を奥さんにしたけど、近江と下総には武衛の姉妹じゃないの?」


備前「それは、男の兄弟の子と、女の兄弟の子とだからではないですか?」


信輝「よくわからんけど、近江と下総の奥さんは外からもらうんだろう。とりあえず、近臣衆と一族衆で飲み会やろう!」


肥後「おう。いつ?」


陸奥「特に何もないからいつでもいいよ。」


信輝「じゃあ数日のうちにまた声かけるわ。」


肥後「了解。」


陸奥「わかった。」


備前「お待ちしてます。」




その後、浅川園に行き、隠岐殿と上野を呼んでガラスと石鹸をお願いした。作れそうだ。

チーズとバターも説明して作ってみてくれることになった。

小麦粉はあるらしい。でも、大して売れないし、食料にもあまりならないから作ってはないと。お願いして作って持ってきてもらうことにした。

小麦粉とバターがあればパンとシチューは何とかなるし。

小麦粉があれば他の料理も出来るようになるし。

窯がいるな。作ってもらおう。



この十年、料理してこなかったけど、久々に色々作ってみよう。

肉、魚は当日言ったら持ってきてくれるし、野菜は俺の屋敷に定期的に持ってきてくれていて、屋敷の東の端にある倉庫にあるので、そこから使おう。



窯作ってからにして欲しいから、五日日後くらいでいいかな?



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