表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦国野望  作者: 丸に九枚笹
第四章
PR
73/191

第四章 66話 料理と宴

1553年11月30日


俺の台所と、東館の台所にも、石窯を作ってもらった。

これはすぐに思ったものが出来た。

冷蔵庫も欲しいなと思って食材の保存方法を聞いてみたら、外の倉庫に地下室があって、そこが一年中温度が低く保たれているらしい。夏でも冷蔵庫ぐらいの温度は保てるようだ、さすが北信濃の山の上。

でもそれにしては屋敷の中は暖かいなと思ってそれも聞いてみたら、ここまで引いてきている温泉の熱を使って屋敷内を温めているらしい。まあそれでももう少ししたら寒くなるそうだ。

そうだ、ストーブも今のうちに作ってもらおう。



この五日間はずっと屋敷に籠って、東館の台所で、屋敷の賄い方と一緒に料理をしていた。

大学生時代、イタリアンの店でずっとアルバイトをしていたことがこんなところで活きるなんて。学校よりもバイトに行ってたからな。それで料理が好きになり、その後も料理はちょこちょこしていた。



今ある材料を確認する。食材は浅川園から定期的に持ってきてくれている。欲しいものがあったら注文したらすぐに持ってきてくれる。

調味料は、砂糖、塩、酢、醤油、味噌。さしすせそ。と酒もある。みりんはない。

野菜は、トマト、ナス、玉ねぎ、ジャガイモ、サツマイモ、椎茸、ニンジン、大根、ほうれん草、ねぎ、他にもキノコや山菜など。わさび、とうがらし、しそもある。

肉は、牛、豚、鶏。魚も川魚だがある。

卵と牛乳。

油は菜種油。

オリーブオイルが欲しかったので、八善屋にオリーブを入れてもらうことを頼んだ。


それに、この前依頼したように、小麦粉を作ってもらった。

小麦粉から麺を作った。パスタの。

酵母菌は酒の工場があるのでそこでパンができた。

パンが出来たのでパン粉ができた。

チーズとバターも近いものができた。

パンはこれからも使うので大量生産するためにパン工場を作ってもらうことにした。

パン工場。あのヒーローがでてきそうだ。



小麦粉とバターでホワイトソースを作り、トマトでトマトソースを作り、ひき肉を作ってミートソースを作った。

魚から和風出汁も作った。

ケチャップもどきも作った。マヨネーズもできた。マヨネーズからタルタルソースも作った。



そして、思いつく限り、まず作ってみたのが、パスタ、ピザ、ドリア、シチュー、グラタン、鶏の唐揚げ、豚カツ、カツ丼、豚肉の生姜焼き、豚の角煮、チキン南蛮、親子丼、お好み焼き、ハンバーグ、オムライス、川魚のフライ、川魚のムニエル、川魚の南蛮漬け、キノコのバター焼き、天ぷら、すき焼き、などなど。


そして得意のパスタには力を入れた、色々な具材を組み合わせ、トマトソース、クリームソース、ミートソース、トマトクリーム、ミートクリームパスタにした。カルボナーラ、ペペロンチーノ、ボロネーゼ、ナポリタン、アラビアータなども作った。

ピザも数種類作ってみた。本格石窯焼きピッツァを。


屋敷の賄い方にはレシピを書いて覚えてもらい、今後、食事に出してもらうようにお願いした。


これを妻たちや、屋敷の皆に、テーブルと椅子の洋風食堂で、ビュッフェ方式で食べてもらった。

俺は作り続けていた。

妻たちも喜んでくれた。完全に胃袋を掴んだ。

詩と見、春は、ここに来てから大峰の食事に驚いていたが、今回はさらに驚いていた。

屋敷の者たちもこの屋敷に仕えられて幸せだと言っていた。

よかった。



そして、この日は約束通り、近臣衆、一族衆を呼んでの宴会をする。


今日は、酒の肴になるようなものを作った。

牛、豚、鶏の串焼き、魚の串焼き、鶏の唐揚げ、チキン南蛮、豚カツ、豚の角煮、豚の生姜焼き、魚のフライ、南蛮漬け、牛のカルビ、ハラミ、ロース、ホルモンの焼肉、サイコロステーキ、餃子、出汁巻き玉子、チーズフライ、フライドポテト、それにパスタとピザも作った。

ビール、ハイボール、チューハイが飲みたくなる。

作れないか考えてみよう。



今日は男ばかりなので、妻や侍女たちには、西館の食堂に料理を持って行って食べてもらった。

満足してもらえたようだ。



集まった皆も驚いて喜んで食べていた。

定期的に開催してほしいとの声が上がったので、何もない時は月一くらいで開くことにした。

家族にも食べさせたいという声も上がったため、家族会もそのうち開くことにした。


夜遅くまで飲み会は続き、皆泊まって行くことになったので、東館の大浴場と、中館の部屋を何部屋か解放した。


皆とにかく大満足だったらしい。


この日以来、何人かごとに、遊びに来るようになった。



後日、肥後と陸奥に他に何が食べたいか聞いてみた。

二人は声を揃えて牛丼と言った。

海外旅行に行くと普段食べなれている和食が食べたくなるという話を思いだした。

確かに牛丼屋めっちゃ行くよな。


牛丼と、うどんも作って出したらめっちゃ喜んでくれた。



今回作ったもののなかで、戦の際に陣中食として食べられるものを考えてみた。シチューはホワイトソースを煮詰めて固形にして持っていき、お湯で溶かせば、パンと一緒に食べられる。あとはパスタも麺とソースも作ってできれば、お湯で茹でてソースを温めれば食べられるかな?パスタってすぐエネルギーになるとかで試合前とかよく食べてたし。

遠征先で、シチューとパスタが食べれれば十分でしょう。


ちょっと考えてみよう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ