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恐怖症短編集  作者: 暁理
『恐怖症』編
6/6

出会い 後編

叶湖さん ヒロイン

折原 空也  商人

 それから、叶湖は空也の上得意になった。効き目や効果時間、効き始めるまでの長さがそれぞれ違う痛み止めを、何種類も注文してくるし、空也がその仕入れ先を思い当たらない場合には、その補給路すら教えてくれた。

 また、あとで知った話だが、叶湖は薬のコレクターでもあったようで、様々、特に、普通に生活していれば、まず手に入れられない薬を注文した。

 その料金は金や情報で支払われ、空也のひとり立ちに大いに役立ったし、空也の求めに応じて、身体で支払われることもあった。




「え、叶湖、引っ越すの?」

 空也が叶湖と出会って1年が経とうとする時、叶湖のひとり暮らしの部屋で、当然のようにくつろいでいた空也に叶湖が告げた。

 今にいたって、身体の関係は続いているが、空也も叶湖も、その関係性に明確な名前はつけていない。あくまでそれは、叶湖が空也に支払っている料金である。


「えぇ、建てていたマンションがようやく完成しました」

「建ててって……俺にも相当支払ってるくせに、よく金が尽きないよな。情報屋ってそんなに儲かるわけ?」

「情報屋もしていますが、アナタと同じで、顧客を増やすのはなかなかに難しいです。なので、いまだ、私の収入の大部分は、盗んだ情報を活用して行っている株取引です」

「なるほどねぇ」

 言いながら、空也が缶ビールを呷る。叶湖は、空也が未成年だからと、飲酒を止めるような女ではない。空也は煙草も吸っていたが、そちらは叶湖が嫌がったのでだいぶ前にやめていた。




「場所、どこ?」

 引っ越し先の住所を聞けば、そこは叶湖と空也が今住む繁華街から、電車で1時間ほども離れた海辺の町だった。

「なんで、そんなところ……」

「港の倉庫で裏取引とか、憧れません?」

「……」

「この街と一緒で、そういう路地裏とかも多かったんです」

 叶湖の良く分からないミーハー心はともかく、とりあえず、周りの環境が気に行った、ということなのだろう。


「へぇ。じゃぁ、モノの受け渡し、時間かかるな」

「ねぇ、空也。ついてきませんか?」

「は?」

 ふい、と叶湖から視線を逸らした空也の瞳を、叶湖が追いかけてきて見つめた。

 言われたことを咄嗟に理解できず、空也が言葉につまる。


「港が近いので、アナタが欲しい商品も、手に入れやすくなるかもしれません。まぁ、本当にあるか分からないですけど、密輸なんてものは、フィクションの世界ではおなじみですから。……それにアナタ、ここを離れたがっていたでしょう?」

 叶湖の言葉は尤もだ。空也はこの街に居る限り、ひとり立ちは出来ないと思っていたし、現状、そのとおりになっている。

 叶湖の情報もあって、少しずつ販路の拡大はできていたが、目ぼしい取引相手は、自分の師匠が握っていた。そして空也は、それを奪うつもりはなかった。




「……俺のために、場所を探したのか?」

「まさか。私が気にいっただけですよ」

 叶湖の笑顔は相変わらずだが、長い付き合いもあって、空也にはその変化が分かるようになっていた。それと同時に、叶湖が情に厚い人間だということも、分かっている。


「ついていって、いいのか」

「もちろん。あ、でも、家は別に持ちましょうね。どちらかがミスしたときにカバーがきくので」

「分かった。お前のマンション、住みたい気もするけど」

「どうせ入り浸りでしょう」

 空也の言葉に叶湖がくすくすと笑う。

「申し訳ありませんが、アナタの引っ越し準備は待てません。先にいって、整えたい環境などがあるので。先に移動します」

「分かった。俺もすぐに片付けるよ」

 空也はそれだけ言うと、腰を浮かせて叶湖に口づけた。






 それから間もなく、叶湖は新天地へと引っ越していき、ひと月もしないうちに、空也があとを追いかけた。元々住んでいた場所から離れたとはいえ、たかが電車で1時間である。だが、確かに自分の師匠のテリトリーは僅かに脱していて、また、海沿いに繋がる近隣の県へも手が伸ばせるいい土地であった。


 空也が入居したアパートは、いくつかの条件をつけて、叶湖に探してもらった場所だった。叶湖のマンションから、10分と離れていない。

 引っ越しの荷物をあらかた片付けると、空也は叶湖のマンションを訪ねた。


「いらっしゃい。引っ越し、お疲れさま」

 叶湖に渡されている合鍵で部屋へあがると、叶湖が私室から出てきたところだった。

 空也が合鍵を渡されているのは、何度か叶湖が外出先で泣きだしたときに迎えにいき、家へ送っていた頃の名残である。そのうち、叶湖も痛みを出来る限り避ける生活の仕方を学んで来て、あるいは、出かける時に念の為の薬を持ち始めて、当初の意味で合鍵が使用されることはなくなってきた。

 だが、返せと言われていなかったし、叶湖が新しいマンションへ引っ越した時に、当然のように新しいものを渡されていた。どちらとも、口には出さないが、叶湖と空也は、互いに互いの懐に入っていたのである。




「引っ越し蕎麦の代わり。叶湖が好きな珈琲豆、買ってきた」

「わ、ありがとうございます! これ、好きなんですよ。でも、蕎麦もらえるほど、ご近所でもないですけどね」

「前の街より近いから、いーの」

「さっそく挽きます。空也もいかがです?」

「ん、飲む」


 豆の挽かれる音を聞きながら、ソファに腰掛けてテレビをつける。間もなく、叶湖が隣にやってきて、一緒に珈琲を飲む。裏の世界で生きることになったとき、自分には訪れることはないだろうと思っていた、至福の時間だった。

 空也は、そんな時間がいつまでも続けばいいと思っていた。自分たちが生きている世界を忘れて、そう思ってしまったのだ。






 叶湖と空也が新しい街で暮らし始めて1年がたった。

 叶湖は情報屋の傍ら、アカズノ間という喫茶店を開いた。店の客が増えれば、広いネット世界ではなく、喫茶店という小さな空間で、叶湖が気に入る人間だけを相手に、ちょっとした街の情報をネタにして珈琲を啜るのが楽しみなのだという。

 とはいえ、完全紹介制のその店は、今は空也しか客がいないので、正直、あまり機能してはいない。人に紹介してもいいと言われてはいるが、空也にはまだ、店を、叶湖を、紹介してもいいというような人間に思い至らなかった。


 空也の仕事は順調で、叶湖がどこまで予想していたのか分からないが、密輸入は実際に行われていて、空也が扱えるも商品の種類がぐんと増えた。空也の容貌も成長期が過ぎ、精悍さが増したこともあって、舐められることも少なくなって、客層も広がる。まだまだ甘くみられることもあるが、叶湖の情報があれば、そういった人間を黙らせることも簡単だった。


 そんな時。夕方、1件の大きな取引を終え、空也が帰路についていた。しばらく、仕事に追われて、ここ1週間ほど叶湖に会っていなかった。今日明日にでも、会いにいくか。そんなことを考えていた時に、その携帯が震えた。

 空也はそのディスプレイをひと目見、反対方向へ駆けだす。

 メールの差出人は叶湖。内容はひと言『たすけて』とあった。




 果たして、空也が合鍵で叶湖の部屋へ辿りつくと、叶湖は床に倒れ、その濡れ髪が床へ広がっていた。

「叶湖!」

 空也が叶湖に駆け寄ると、その体が熱を持っていることに気がつく。

「どうした? 喉、痛めたか? ……風邪?」

 ボロボロと涙を流しているが、いつものように嗚咽が漏れていない。それで、痛みの元を把握した空也が叶湖を抱えあげながら尋ねる。熱い体温とは真逆に、冷え切った濡れ髪が空也の肌を撫でて、ぞっと粟だった。


 その腕の中で、叶湖が頷く。

「シャワー浴びたのか。なんで、風邪ひいてるのにそんなこと……! 薬は?」

 空也は抱えていた叶湖をゆっくりとソファに下ろし、叶湖の部屋の薬棚へ向かう。

 そこにあるはずの、目ぼしい痛み止めは既に空になっていた。

「お前、いつからその調子なんだ!」

 明らかに、飲みすぎであった。とはいえ、叶湖が今現在、痛みに泣いているのも事実である。空也は舌うちをして、自分のカバンの中に常備している痛み止めを叶湖に飲ませた。

 それは、かなり強力なもので、飲めばしばらくの間、意識を失うことになる。


 叶湖が眠ったのを見て、その髪を乾かし、汗に濡れていた服を着替えさせる。それを洗濯機へ放りこもうとして、その傍にあるものに気付いた。




 それは、血に濡れた叶湖の服と、固まった血がこべりついた、鋭利なナイフ。




 一瞬、頭が真っ白になったのを首を振って吹き飛ばし、先ほど着換えさせた叶湖の身体を思い出す。傷は、無かったはずだ。そうとなれば、考えるのは後回しだ。叶湖の私室から布団を運び出してソファで眠る叶湖にかける。


 本当はベッドへ運んでやりたかったが、叶湖は、自分の意識の範囲外で私室に入られることを酷く嫌うので、自分が傍で見守るには、私室以外の場所がいい。

 そこまですると、空也は自分の家へ戻り、叶湖に売るための薬と市販の風邪薬とを手にとって、叶湖の部屋へ戻る。


 部屋に戻ると、叶湖がその頬を濡らしながら魘されていた。

「叶湖、っ、おい! 叶湖!」

 もう痛みは消えているはずだと、叶湖を揺り起こす。まもなく、叶湖の目がうすく開かれた。

「空也っ」

 その焦点が空也を捉えると、掠れた声で名前を呼びながら、飛び起きた叶湖が空也に縋りついた。




「大丈夫だから。怖い夢でも見たのか」

 努めて、穏やかに聞こえるように問いかけて、その背を擦る。

 そこで、叶湖の涙が、その胸を濡らすのに気付いた。痛みどめは効いているはずである。

 それは、空也が初めてみた、痛み以外が原因で泣く、叶湖の姿だった。


「叶湖、大丈夫だから。俺、ここにいるから。……な、安心しろ」

 そんな叶湖を落ち着かせながら、叶湖が満足するまで、その胸を貸す。

 まもなく、すすり泣いていた叶湖が僅かに落ち着きを取り戻した。

「……ごめんなさい」

 泣いたあとの、いつもの疲れた表情で、叶湖が僅かに空也から離れる。


「ほんとはあんまり飲ませたくないんだけど……。これ、飲んどけ。あと、風邪薬も。……すきっ腹だよな。先に飯入る?」

 叶湖が力なく首を横に振ったのを見て、空也は溜息をつきながら、痛み止めと風邪薬だけを叶湖に飲ませる。




「様子、見に来ればよかったな。いつから風邪ひいてたんだ」

「……3日前くらい」

「お前……もっと早くよべよ。それに、風邪ってなんで。相当気をつけてただろう」

 空也は、自分と出会ったあとで、叶湖が大学を退学し、その後、自分の戸籍を抹消したことを知っていた。当然、保険などに入っておらず、かかるとしたら、闇医者になる。

 それ以前に、風邪をひくだけで痛みに泣きわめくことになるのだ。痛みから離れた生活を送るように気をつけている叶湖が、その辺りの気をまわしていないはずがない。


「シャワーを……」

「ん?」

「シャワーを、3時間ほど、浴びていたら」

「……お前、なんで、そんな……」

 言いかけて、空也が言葉に詰まった。

「あの、洗濯機の横。あれ……」

 血に濡れた服とナイフを思い出して、その顔を歪める。






「人、殺したんです、私」

 その言葉は、空也の頭で、すぐに理解できるものではなかった。

「もちろん、証拠は残していません。その付近の監視カメラも、全て記録を改ざんしています。警察の捜査情報にももぐりこみましたが、完全に手詰まりになっていました」

 黙りこんでしまった空也の横で、叶湖がぽつぽつと語る。


「自分でも、まさか、こんなことになると思わなくて。理解はしているのに、それを受け止めきれなくて。血の汚れを落としたかった、なんて、そんなベタな理由ではないと思っていますけれど、結局、気がつけば、3時間もシャワーに打たれていました」

「襲われたり、した?」

 人を殺したからと、叶湖を拒絶する気は、空也にはなかった。そもそもが、そういう世界で生きているのだ。空也自身、死の商人をしている自覚もあるので、気がつけば死んでいるかもしれない、なんて危惧は常に持っておくようにしている。


「してません。相手は、私の顔なんて知りませんし、私も、その時まで相手の顔をしりませんでした」

「……通り魔ってこと?」

 尋ねた空也に、叶湖がこくり、と頷く。




「空也……」

 叶湖が空也の身体をぎゅ、と抱きしめた。

「どうした。……大丈夫だ、そんなことで、お前から離れたりは……」

「離れてください」

「……え」

 叶湖は空也に縋りついて、再び泣きだした。そして、その状況とは真逆のことを口にする。


「私から、離れて。……もう、この部屋にもこないで。……アナタの、その他大勢と同じ、ただの商人と客に、なりましょう」

 叶湖の口から紡がれる言葉を、空也は理解できなかった。否、理解するのを心が拒否した。




「なんで? お前が人を殺したから? そんなの、俺が気にするとでも……」

「分かってます。それは、分かってます。でも……」

「なんで、泣いて、俺に抱きつきながら、そんなこと言うんだよ……」

 泣きたいのは、空也自身だった。口にしたことはない。それでも、空也は1人の女として、叶湖を愛していたし、叶湖も同じ気持ちだと思っていた。否、今現在に至っても、そうだと思っている。


「俺、好きなんだよ、お前のこと。客としてのお前と、今こうして俺の横にいるお前と、どっちかしか選べないなら、俺、今こうしてるお前の方を選ぶ」

「……」

 空也の腕の中で、ふるふると叶湖が首を振る。

「お前の薬なら、俺が別の商人に話つけるから。……なぁ、頼むから……」

「お願いします、空也。……お願いだから、私から離れて……」

 叶湖がぼろぼろと涙をこぼしながら、空也を見上げる。




「なんでっ……。っ、くそ! 理由は?!」

 叶湖を強く抱きしめながら、空也が尋ねる。

「……私、アナタと出会ってからも、どんどん症状が悪化しています」

「……知ってる」

 叶湖の痛みが、どんどん大きくなっていくのは、それを緩和する薬を売っている空也が、よく理解している。最初は、薬に耐性ができたからだと思っていた。だが、叶湖が痛みを避けて上手く生活するようになり、薬を頻繁に使わなくなっても、その悪化は止まらなかった。


「私、痛みがどんどん怖くなっていったんです。最初は、痛いのが我慢できなくて涙が出ていたのに、今は、そんなに大きな痛みを感じること自体が怖くて、泣きわめいてしまう」

「ん……」

 叶湖の背を擦りながら、話を促す。

「そうやって、恐怖心が大きくなっていって、我慢できなくなったんです」

「どういうこと」




「なんで、私の周りの人は、この恐怖を知らないんだろう、て。なんで、私が気をつけて気をつけて、痛みを避ける生活をしているのに、そんな私よりたくさん痛いことにあいながら、泣きわめくこともなく、なにごともないように、平穏に生きているんだろう、て」

「……嫌いになった? そういう、俺のこと」

 空也の言葉に叶湖は首を横に振った。


「嫌いとか、好きとか、そういう次元じゃないんです。私、やっぱり普通じゃないみたい。そういう人間に、私が感じている痛みを、味わって欲しくなった……」

「だから、殺した?」

 こくり、と叶湖が頷いた。

「俺も、殺したい?」

 空也が、叶湖から少し距離をとり、その顔を見つめる。




「殺したくないっ。でも、いつかそうなったらって思うと、怖くて。ううん、それよりも、アナタから、殺されてもいいなんて言葉が発されるのを聞きたくない」

 今まさに、空也が言おうとしていた言葉を、寸止めされた。

「殺したくないし、私しか見えなくなるように、アナタを壊したくない。私が生きて行くのに、アナタは絶対必要なんです。……私、アナタ以外から薬を買う気なんてない。私のために、いろんな薬を調べて、用意してくれた商人のアナタが好き。私、アナタがいなくなったら、生きていけません。精神的にも、物理的にも。……私も好きです。だから、離れてください。……お願いします」


 大粒の涙を溢して懇願する叶湖に、空也は何も言えなくなった。

 叶湖のためなら、壊れることもできるし、殺されることもできると、そう思っている。空也がそう思っていることも、叶湖は知っている。その上で、その選択肢を選びたくないと泣いているのだ。2人がそれぞれに、この先も生きていくために、離れようと、言っている。




 嫌だと、言うのは簡単だった。そう言いたかった。でも、それを言えば、叶湖が壊れてしまうと思った。多分、空也が死ねば、壊れれば、叶湖も死ぬし、壊れてしまうだろうと、そんな予感がした。叶湖も、それが分かっているのだろう。

 そして空也も、叶湖を死なせたいとは、壊したいとは、決して言えなかった。

「分かっ、た」

 だから、空也には頷くことしかできなかった。


「分かったから、そうするから。……2つ、願いを聞いてほしい」

「はい」

 空也が叶湖の目を見つめる。

「お前の風邪が治るまでは、このままお前の傍にいる」

「はい」

「それで、治ったら、最後に1度、抱かせてほしい。お前を忘れないように。……その日1日だけ、恋人同士に、なろう」

「……はい」






 それから、空也と叶湖は、空也の願いどおりに過ごした。

 最後の日は、互いに心が求めるままに愛し合った。

 薬で、快楽しか感じられないハズの叶湖が、ボロボロと涙を流していたし、そこには、空也の涙も混ざっていた。

 それを2人して見ないようにして、抱き合った。




 そうして2人は、ただの商人と客になった。




 それから空也は、女を抱かなくなった。ゲイだと、公言するようになった。




 一方、叶湖は、ますます人を殺した。連続猟奇殺人だと、騒がれるようになった。






「いらっしゃい、空也。珈琲、淹れますね」

「うん」

 今日も、空也はアカズノ間を訪ねる。

 自分に時間ができるたび、叶湖の完全な気まぐれで開店する店の前へ行く。そこに、『closed』の札を探す。そんな空也の行動を確実に把握して、でも、叶湖は何もいわない。


 ただの、店主と客の関係が、そこにあった。


叶湖さんの過去、かもしれないし、

フィクションのフィクション、かもしれない。

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