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電気回路

第2話です!!主人公はどんどん進んでいきます!!第3話もお楽しみに!!


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 仕方なく、さっきの倉庫まで戻る。そして、もしかしたら、進むべき道は「電気室」にあるのかもしれない。

意外と電気室のドアは鍵が閉められていなかった。セキュリティの意識、安全の意識はどこに行った?と思いながら中身を見てみる。....明らかにパズルのようなものだ。こちらから見て右奥にはケーブルが有り、真正面に巨大で見たこともないような、でもコンセントっぽいものがあった。右奥から左手前にかけて一列に並んだポールのような、頭を巨大なビー玉にしたような形のものがある。

いや、わかるんだ。このケーブルをポールに触れさせて、コンセントに挿す。簡単だ。でも、感電の可能性も考えるとやりたくないし、もし間違えていて爆発でもしたら帰れなくなる。...もともとここに入った時点で帰れなくなってるかもしれないが。ふと右を見ると、壁にガラスのケースが取り付けられていた。そのなかには...手袋?のようなものが入っている。取っ手があるので開けてみると、その手袋は濁った赤色で、機械的である。かなり高そうなものに見えた。誰もいないため、勝手につけても問題ないと思い、付けてみる。すると、サイズを勝手に合わせられ、つけ心地が最高になる。しかもゴム製っぽかった。もしかすると、

「感電防止...?」

だったらこの電気回路は解けるかもしれない。いや、もともと解けるけど、安全面的に。

まず差込プラグ...最近家庭科の授業で習った単語を使ってみただけだ。まぁ差込プラグを引っ張って、ポールに触れるようになぞりながら進む。意外と重さはあるが問題はない。そのままコンセントに挿す。すると、一気に熱を持ち青く光る。爆発するかと思ったが、周りが少し明るくなった気がした。ドアを開けて倉庫に出てみる。すると、かすかに電気がついて明るくなった。...暗かったんだな。何も考えていなかった。少し不思議な感じがするが。まぁ倉庫から出て、自動ドアへ向かう。すると、ドアは開いた。電気って便利なんだなぁって思う。

自動ドアを通り抜けて先に進む。...臭い。なんか生ゴミのような臭いがする。臭い。壁に赤いシミができている。それが何なのか。一回顔を近づけると...やっぱり臭い。こういうのが何箇所にもあるんだな。これなんだ...?いや、わかってる。わかってるからこそ、わかりたくない。さっきのモニター室にあった紙の下の部分に書かれていた、あの文字。あの文字はきっと...それだ。壁のやつと同じやつ。この研究所は残酷な場所だったのかなぁ、と思う。正しく何があったというのはわからない。でも、それが飛び散ってる時点でこの研究所はかなり残酷な終わり方をしたことを物語っている。この研究所に銃撃事件でも合ったのか、実験失敗でなにか爆発したのか。でも爆発ではこんな感じにならないだろうから、きっと違うのであろう。不快感が、この研究所の中を渦巻いている。けど、進むしか無いのだ。そのまま歩みを始めた。

その大きな扉は、もともと自動で開くシステムだったぽいが、とってもあるため人の力でも開けないことはないらしい。でも無理だ。いくらなんでもデカい。どのくらいデカいか。高さは自分の2.5倍くらいか。自分の身長は...なんだっけ?どれくらいだったっけ...?少し頭痛がするが、なんとなく高い方だったか...?だとすればとりあえずこういうことにしておこう。

「170cm…」

多分高身長系だったことを思い出す。170の2.5倍。数学、算数は嫌いだがこれくらいはわかる。まずは170を2倍して、340、それに170の半分の85を足して、...えーと、答えは425…?ということは4m25cmくらい?あるってことになる。しかも金属製。子供の力で開くと思うなら、多分そいつはプロレスラーか怪獣かなんかだ。どこかこのドアを開ける機械はないかとあたりを見渡す。すると、カードを入れる機械のような、手形がある機械があった。その手形は、今つけている手袋と同じ色である。とりあえずかざしてみると、『ウィーン』と音がして、『ピンポン』と正解音がする。いや、クイズをやっていたわけじゃないから正解音じゃないでしょうがというツッコミを一人で頭の中でやって、少し寂しく感じた。

ゴォォォォ...

低い唸り声みたいな音がした。扉を見てみる。動いてる。開いてる。機械って...電気ってすげぇ。

そのまま進む。っていうかこの手袋、スキャンもできるんだな。この研究所がどれだけすごかったかが伝わってくる。廊下だった。左右に部屋があるが、すべて開かない。真ん中に紙が落ちてあった。メモ用紙のようだ。内容はこうである。

『チャリー部長へ  倉庫の段ボールの処理の件について、お話があります。「済」と書かれた段ボールは処分するなということでしたが、新入りがすべて処分してしまいました。戻そうと追いかけたのですが、もうトラックに運ばれて、今頃燃やされてしまっています。どうすればいいでしょうか。どのような対応をしたら良いでしょうか。』

まぁ上半分はこうである。業務ものだ。「済」と書かれた段ボールは自分も見たからわかる。あれは捨てても仕方がないじゃないか。空なんだから。だけど、この頃はまだなにかが入っていたかもしれない。下半分にはチャリー部長からの返答があった。

『ヘンリー副部長へ  その新入を私のもとへ連れてきなさい。まぁ良い終わり方ではなかったかもしれないな。最終的に私がどこへ連れて行くかわかるだろう。サイラス・セイヤー博士の場所だ。重大な段ボールを捨ててしまったようだな。残念だ。 8/13 金曜日』

…よくわからない。でも、印象からすればここはブラックだ。最後ってなんだ?サイラス・セイヤー博士って誰?すごい上の人っぽいけど。謎が多く生まれた。とりあえずこれもポケットに仕舞って先に進む。進むにつれて、どこの部屋の鍵が開いているかを確認している。今のところ、どこも開いていない。

さあ...もう逃げられない...

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