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『最弱の戦略家は復讐しない 〜俺を騙したパーティーを俺のクランで雇い直す。ざまぁより、そっちが"勝ち筋"だったので〜』  作者: めざし
紅の盾攻略編

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閑話休題(ステータス回)

ある日の午後、冒険者ギルドの定期測定。水晶に手を置くと、俺の総合戦闘力は「九三」と出た。

受付の記録には、こう残るだろう。──才能値、依然として一般人以下。ランクF、据え置き。

数字だけを見れば、俺は何も変わっていない。


だが、その数字を覗き込んだフィオナが、ぽつりと言った。


「……おかしいですね」

「何がです」

「この数字は、あなたの、何を測っているんでしょうか?」

彼女は、測定の水晶と、俺の顔を、交互に見た。


「ワイバーンを二体討伐し、パーティメンバーを誰1人脱落させず生きて帰した男の数字が、これですか……街の新人にも劣る、この数字が。──水晶は、あなたの一番大事なところを、何一つ、測れていない」


俺は、答えなかった。

その通りだったからだ。

観察眼。索敵。戦術構築。祝福と重ねた付与品の積み重ね。五ヶ月で組み上げた、盤面を作る力。──そのどれも、この水晶には、映らない。


「私、決めました」


フィオナは、水晶から目を離して、言った。

「あなたを測る物差しは、私が作ります。この、役立たずの水晶の代わりに」

「……それは、戦術的な興味ですか」

「そうです。他に何があるんですか」

フンッとそう言って、彼女は先に歩いていった。

その耳が、少し赤かったのは、たぶん、測定室の照明のせいじゃない。


――――――――

【レイジ】 一九歳 冒険者ランクF

――――――――

腕力:16

耐久:17

敏捷:23

器用:27

魔力:10

総合戦闘力:93


ギフト:【自己強化(小)】

効果+一割・永続・全強化と重複可(本人のみ)


装備:梟の腕輪/狼のミサンガ/軍鼓の短剣 他

※感覚強化系・発動式・ステータス上昇なし

※本人のみ祝福と重複可能


スキル:観察眼(達人)/弓術(中級)

短剣二刀(中級)/隠密(上級)/罠設置(中級)

索敵(上級)/戦術構築(上級)

――――――――

――――――――

【ガルド】 三四歳 冒険者ランクB

――――――――

腕力:44 耐久:46 敏捷:28 器用:30 魔力:22

総合戦闘力:170


ギフト:【不動】 一度構えた足は、そう簡単には退かない


スキル:大盾術(上級)/大剣術(上級)

挑発(上級)/パーティー指揮(中級)

――――――――


――――――――

【セシリア】 二六歳 冒険者ランクB

――――――――

腕力:20 耐久:26 敏捷:24 器用:30 魔力:60

総合戦闘力:160


ギフト:【聖光の加護】 祝福と回復の資質

※本来の位階は、まだ眠っている


スキル:回復魔法(上級)/祝福・中位(上級)

状態異常治癒(中級)/看破(上級)

――――――――

――――――――

【ニック】 二一歳 冒険者ランクC

――――――――

腕力:30 耐久:28 敏捷:52 器用:38 魔力:16

総合戦闘力:150


ギフト:【韋駄天】 敏捷の器が大きい


スキル:斥候(上級)/索敵(中級)/短剣術(中級)

話術(上級)/情報収集(中級)

――――――――

――――――――

【フィオナ】 一七歳 冒険者ランクB

――――――――

腕力:18 耐久:22 敏捷:28 器用:34 魔力:90

総合戦闘力:192


ギフト:【魔導の申し子】 魔力の器が規格外


スキル:氷魔法(上級)/水魔法(中級)

高速詠唱(上級)/魔力操作(上級)

精霊感応(微弱)※本人未自覚


属性相性:氷◎/水○/風△/炎×

――――――――



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