92 微妙な期末試験を終えての夏休み
結局、頑張って、期末試験は、戦闘職の方は、76人中74位。
生産職の方は76人中26位だった。
「頑張ってもこれくらいか。」
『やる気出すだけでは、期末試験の点数は上がりませんよ。ユウさんは、前倒しで、勉強していたって言ってましたよね?』
「やった感を出す前に、努力しろってことだろ?わかっているよ。」
『千里の道も一歩からです。頑張りましょう。』
夏休みに入る。
「最近、かなり気合入っているね。」
成績表をもらってから、2週間。
今日で8月1日だが、ユウはそんなことを言い出した。
「まあ、色々、思うこともあってな。」
学校の課題をやって、ユウと格闘オークを倒して、鍛冶で、剣を打ち、錬金アイテムを作る。
そんなことを繰り返す日々。
いい武器も強い錬金アイテムも作れない。
それなりの物を繰り返し作る毎日。
ある程度の充実感のある苦痛の連続。
「今の毎日は、楽しい?」
「…楽しくない。」
「それなら、無理しないで。自分で、自分の持ち味に蓋することないから。」
「ユウには、そう見えているのか…。っていうか、俺の持ち味って?」
「自分勝手で、人のことに興味なんてなくて、それでも、無理して頑張って、僕らに付き合ってくれて。あと、才能とかポテンシャルとか伸びしろとか皆無なはずなのに、意外と爪痕残す目立ちたがり。」
「あんまり良くない評価だよな。それ。」
「そうだね。普通だったら、関わりたくない方の人間だよ。僕とか、みたいに、普通というものに泥かけて、横道を行くタイプでも苦労するかも。」
「ユウってもしかして、俺のこと嫌いか?」
「嫌いとか関係ないかな。友人だし。」
「友人っていうかもうこれだと、悪友な感じだけど。」
「悪友か…。いいかも。僕らの関係って、今は、そんな感じだね。」
「はあ、納得すんなよ。…でも、わkった。無理すんのは、やめるわ。…っていうわけで、課題手伝って?ばれないように。」
「わかったよ。10分だけ時間とるからしっかり、聞いててよ。後、ラーメン全部のせおごりね。」
「了解。」
午後まだ、日が高いうちに、自室に戻った俺は、150万の簡易錬金釜100個に集めた素材を均等に入れていく。
天千里の漆田さんからはやめろと言われていたが、関係ない。
要は提出しなければいいのだ。
作って、インベントリに保管でいい。
待っている間に自分用の装備を作る。
本当は、ユウの雷心剣のように、所有者に、恩恵を与える装備が1番作りたかったが、それは、狙って出来る感覚が無かったため、次点で、装備して邪魔にならないアクセサリー系を作ることにする。
剛戦士の首かざり
Bランク
能力1:不壊
能力2:身体強化(極大)
(身体強化50%)
能力3:身体強化(大)
(身体強化35%)
能力4:身体強化(中)
(身体強化25%)
能力5:装備個人登録
強戦士の腕輪
能力1:不壊
能力2:身体超強化(極小)
(身体強化150%)
能力3:装備個人登録
戦士の指輪
能力1:不壊
能力2:身体強化(中)
(身体強化25%)
能力3:装備個人登録
俺は、3つの装備を作った。
格闘オーク相手にはいつも身体強化300%で戦っている。
それを考えると、あと、15%欲しい。
錬金アイテムで、空きスロットを追加できるアイテムが出たら早速、使ってみよう。




