78 振り返り
モンスターのランクについて、モンスターは、HランクからAランク、そして、その上に、S、SS、SSS、EXランクに区分されている。
1つランクが上がると、だいたい20倍くらい強さが変わる。
俺は、ぎりで、バフをかけてもらって、回復をかけてもらって、Eランクのブラックスケルトンや格闘オークが倒せる。
しかし、妹は、素の殴り合いで、Bランクを倒す。
20倍×20倍×20倍。
妹とバフ込みの俺は、8000倍くらいの差があるのだ。
そんな妹でも、相手にならないだろう相手が、同年代には何人かいるらしい。
そういえば、ユウも同世代だった。
ユウはDランクのシルバースケルトンならいくらでも倒せるとは言っていた。
なので、Cランクくらいは倒せそうだ。
晴耕雨読のような人生。
俺が、転生前に望んだことだ。
でも、良く考えたら、エクストラなんてものを選んだり、運に極振りしたりしていることもあって、残念ながらこの時点で、世捨て人のようなスローライフ感は、無くなってしまっていたのかもしれない。
俺が本当に求めていたのは、なんだったのだろう。
考えてみてもそれはよくわからない。
ただ、今世も家族がいて、友人がいて、時々の苦難も楽しめている。
そういう意味では、やはり色々な運に恵まれているのではないだろうかと思う。
…ところで、難易度エクストラは結局なんだったのだろうか?
イージーを選んだら、俺のここまでの人生はまた、違ったものになっていたのだろうか?
今となっては、確認のしようもないが、今に満足している俺には関係ないことなのかもしれない。
父にスーツを贈るため、徹夜した俺は眠い目をこすり、登校の準備を整える。
さあ、今日も一日が始まる。
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このまま終わりそうな文章になってしまいましたが、本作は、このまま続けていく予定です。
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