表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
67/91

課外学習9 湖と2日目の終わり

エリックは、疲れていたが、無事、湖につく。

道中、モンスターとも出くわしたが、レンカの威圧に恐れをなして近寄ってこなかった。


目的の湖につくと、課外学習の施設より大きい蛇が2m近くある大きなカエルを食べてまわっていた。


「あれ、波纏のオロチだよな?でかすぎんだろ!」


ユーザリアは、冷や汗をかいている。

俺も同じく撤退を考える。


エリックは、困った顔をして、レンカに話しをふる。

「偵察にサイレントオウル出さなかったの?」


「見つけてたけど、クラリッサが、魔法ぶつけてみたいって、言ってたから、黙ってた。」


それを聞いて、クラリッサに俺達の視線が集まるのと、クラリッサが雷属性の魔法を放つのは、同じタイミングだった。


オロチの腹で爆発する雷槍。

オロチの腹から、赤い血が流れる。

しかし、オロチは、そんなこともおかまいなしに、ジャイアントトードを食べて回っている。

そして、そのまま、俺達の与えられたフィールド外に移動した。

そんなオロチを見送る俺達5人。


「…なんで、魔法打つんだよ。」

ユーザリアが、皆が思った疑問をクラリッサにぶつける。


「どれくらい行けるか試したかったの。」


「イメージ通りだった?」


「全然イメージと違った。多分、私の第一段階の魔法じゃ、無理ね。」


「戻ってくる前に、魚取って帰ろう…。」




午後の戦果。

Fジャイアントトード×2

F噛みつき魚×45


1周目で、魔力をかなり使ったクラリッサと、サイレントオウルにエネルギーを送り続けているレンカは、ダウンしたので、俺と、エリックと、ユーザリアで、2周目、3周目の往復をした。


俺とエリックは、戦わず運び専門だ。

ユーザリアは、無心に噛みつき魚を倒していた。


俺は、一応、ユーザリアが思っているであろうことを口に出す。

「クラリッサさんも、意外にやばいね。」


ユーザリアは、無言で頷いた。

エリックも苦笑していた。




やることをやって、今回は、食事前に、班長の報告会を行う。


「交易所で、隣のフィールドのクラスと情報交換ができた。南の方のクラスは、インゴットも作れてて、いい感じに、やれてるっぽいな。インゴット交換もありだと。」


「北の方は、コッコを焼いて食べてるって。交易は、後ろ向きみたい。」


「森クマとクイーンビーは?」


「森クマ2体とクイーンビー1体狩ってきたよ。」


「装備よろしく!」


「毒も調合出来るかもね。」


「F班は、湖、行ってくれたんだっけ?」


「そうだな。」


「じゃあ、とりあえず、これで、オロチ以外は、モンスターの素材が集まったかな。」


「明日、オロチ見て帰る?」


「A班は、Dランクは、挑戦できない。」


「B班もきついな。」


「F班もきついだろ?」


「正直きつい…。俺、個人としても、オロチより、鍛冶と錬金に時間を使いたい。」


「見るにしても、無視するにしても、…班員と相談かな。」


「それで、いいんじゃない?」


「オロチの素材欲しかったな…。」


「実は、湖で拾った鱗が4枚ある。これあげるよ。」


「いいの?」


「いいよ。俺は使わないかな。」


「恩に着る!」


「明日は、班ごとに自由ってことでいい?…いいなら、これで、お開きでいいか。」





その後、魚料理の出た夕飯を終え、それぞれの班の時間となる。


「っていうわけで、明日は、オロチはなし。」


「しかたないか…。」


「ミスリルとかあれば、また違ったんだろうけど。」


「…わかった。」

ユーザリアは、心底残念そうな表情だ。


「あと、クラリッサさんと、エリックはすまん。事前に聞いていた2人の目標は、俺には手助けできそうもない。」


「私の目標は、半分くらい達成できているから大丈夫。でも、あとで、時間作ってくれるとうれしいかな。」


「わかった。」


「僕は、どうだろう。ここで、終わることでもないから、大丈夫だよ。」


「そう言ってもらえると嬉しい。」


「レンカさんは、満足?」


「目標は達成してるから満足。」


「そうか。よかった。」


「そうだ!帰ったら、私にも何か作ってほしい。」


「今、じゃなくていいの?」


「今にこだわりすぎるのも良くないんだよ!」


そんな感じで、2日目の夜は終わった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ