課外学習のしおり
次の日は、金曜だった。
課外授業は、土、日をはさんで、月曜から。
ホームルームでは、課外授業の資料を渡され、ルールと注意事項の説明がされた。
1参加者。
ロータス学園高等部1年生。
5クラスの合計302人。
2場所。
ギルドラグナロクが所有する森の中を結界で丸く範囲を指定して、行う。
フィールドの中心には、孤島のある湖がある。
丸いフィールドをピザのように5クラスで分けて今回の課外学習を行う。
3ルール。
クラスごと、班ごとに、様々な功績や行動、評価基準を元に得点が加算されていき、最終的な得点で、競う。
持ち物は、普通の下着以外は学園指定の訓練着2着と、タオル3枚のみ。
食料は、水以外自給自足。
期間は、3泊4日。
4結界についての特殊ルール。
いくつかの条件で、結界の外に、弾き出され、結界内には、戻れなくなる。
条件1…自身の生命力を0にする自体に陥る時に生命力を全回復し、結界外に移動。
条件2…他クラスのエリアに入った時に、結界外に移動。
条件3…自ら結界外に出た時
条件4…空間系のスキルと魔法、魔道具を使用すると、結界外に移動。
5結界内の施設。
フィールドの中央に結界の魔道具に守られた宿泊施設あり。
宿泊施設内には、風呂、鍛冶場、錬金工房、製薬施設、服飾施設、調理施設、演習場、倉庫と5,6人ごと寝られる部屋が、10部屋ある。
また、別クラスとの境界には、交易に使える施設がある。
6出現モンスター
(昼の森)
Gゴブリン
G歩ききのこ
Gコッコ
Fソルジャービー
Fホーンラビット
Eクイーンビー
E森クマ
(夜の森)
Eアサシンウルフ
Eサイレントオウル
(湖)
Fジャイアントトード
F噛みつき魚
(湖の孤島)
D波纏のオロチ
そして、俺は、当然のように、この課外授業のしおりをホームルームすらサボっている4人の班員に渡しに行くことになった。
「課外授業って、なんの意味あんだろ?」
錬金の授業をいつも一緒に受けている2人の女子に聞く。
「錬金部の先輩の話によると、戦闘力もそうだけど、チームワークとか、協調性とかそういうのも見ているんだって。」
「ふーん。」
「珍しいね。意味を知りたいとかいい出すの。」
「なんとなく、リーダーとかやらされてるから、気乗りしないのかも。」
「意外。あなたは、何でも意味を見出して、楽しめるタイプだと思っていたのだけれど。」
「そうそう。そういうのは、否定から入るようには見えないタイプだったのにな。」
「…何?」
「必死になりなよ。」
「その先に見えるものもあるよ。」
「お前ら誰だよ!…でも、わかったよ。全力を尽くすことにする。そのためには、班員ともう少し打ち合わせとかないとな。」
俺は、ホームルームの内容を共有して、しおりを渡す時、班員たちに、今回の課外学習で、何か要望があるかをしっかり聞くのだった。




