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あるギルド探索者の依頼

普通の女子高生。

それが、キリの周りからの評価だ。

可愛さ普通、強さ普通、特徴は普通。

特に目立った成績でもなく、周りともある程度仲がいい。


そんな彼女だが、普通じゃ入ること困難な天千里のギルドに入っている。

そこだけは普通じゃない。

ロングの黒髪をなびかせ、彼女はあまり強くないモンスターを普通に倒してギルドに貢献していた。

今日の依頼は、武器の調子見。


ゴブリン相手に、ランクEの吸魂剣という剣武器を試すという依頼だ。

今日も普通に終わる予感を感じながら、キリは開拓村跡地へ転移陣を渡り、跳ぶ。


「試験項目は、耐久力と斬れ味と武器の強さね。じゃあ、やろうか。」


キリは開拓村跡の中央広場へ移動。

村のど真ん中でモンスター寄せの花火を上げる。

スタートだ。

まず、3体のゴブリンがやってくる。

キリは流れるように、斬り伏せていく。

攻撃は、止めず、常に次の起点とする。

基本に忠実に、習ったことを実践していく。


さらに10体の後続ゴブリンがやってくる。

これもしっかり対処。

普通の剣ならここらへんで、斬れ味が落ちるが、この剣はそんなことは無い。

まだまだ、行ける。

不思議とどんどん調子も上がってくる。


さらに増援8体。

キリの剣は止まらない。

大きな棍棒を持ったホブゴブリンと錆びた剣を装備した3体の取り巻きが現れる。


キリは、対峙し、向かっていく。

取り巻きは2体が同時に剣を振るう。

キリは錆びた剣を吸魂剣で弾く…弾くつもりだった。

しかし、キリに向かってきていた2本の錆びた剣はバターのように抵抗なく切れ、ゴブリンの一体は、そのまま吸魂剣によって斬り伏せられた。

返す刀で踏み込み、さらにもう1体のゴブリンを斬るキリ。


ホブゴブリンが、様子がおかしいことを察して突っ込んで殴りかかってくる。

キリには、あの棍棒は斬れるという確信の元、吸魂剣で棍棒を受ける。

結果は、しっかり、棍棒を叩き斬れた。

一歩踏み出し、ホブゴブリンを斬る。


最後にオロオロしている取り巻きのゴブリンを斬る。


「楽!」


リザルトは、ホブゴブリン7体、ゴブリン157体。

エリア内ゴブリン系モンスター完全討伐だった。


キリは、吸魂剣の魅力に取り憑かれ、800万で、買い取った。

さらに、それだけでなく、キリは武器の製作者を確認。

ギルドの制度を使い、自分専用の武器を作ってもらうことにした。




ギルド内指名依頼

カガリ キリ

武器製作。

全てお任せ。

出来た武器は価値を確認して、買い取ります。

よろしくお願いします!

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