ギルド勤めの1日目
待ち合わせ30分前に集合する俺とユウ。
レッドスケルトンの荒野で、いつものように狩りを済ませ、昼食に行く。
「今日の動きは、なんか無駄が少なかったね?」
「ちょっと、思う所あってだな。」
「へー。まあ、あんまり深くは聞かないからいいけど…。」
「…すまん。ありがとう。」
成果はあったようだ。
昼食後は、天千里のギルドに向かう。
そこで、ユウとはいったん離れることになった。
ユウは探索職の打ち合わせがあるとのことだった。
俺は、事務員の人に、契約書類を提出し、確認してもらってから、着替えて、工房に向かう。
広い工房の中、俺は自分のスペースをかりて、剣を打ち始める。
そして、レッドスケルトン素材と魔鋼で、両刃剣を作った。
出来た剣を早速、ギルドに提出する。
あまり、出来は良くないと思う。
同じものも作れそうだ。
吸魂剣
ランクE
能力1:耐久力回復(敵撃破時)
能力2:斬れ味回復(敵撃破時)
能力3:武器性能成長(敵撃破時)
結局、ギルド所属の鑑定員は、武器の評価に困り、上に判断を仰ぐことになった。
値段は600万になった。
そんなに強いものではなかったが、面白みのある武器だからということだ。
外に売っても良いとも言っていた。
とりあえず、量産を頼まれる。
その日は同じ剣をさらに2本打った。
『鍛冶LV157→LV224に上がりました。』
17時にシャワーを浴びて、着替えを済ませるとユウが待っていた。
「どうだった?」
「剣を3本打った。疲れたわ。」
「そっか。順調そうで何より。」
「そっちは?」
「顔合わせとか色々。まあ、僕は君としか組まないけど。」
「それっていいの?」
「ソロでも動くからいいの。」
「そうなのね。まあ、これからもよろしく。」
18時、家にはすでに母と妹が帰っていた。
俺は、ただいまを言ったあと、自室に行く。
そして、異空間牧場へと入る。
モンスターたちと触れ合い、時間をつぶす。
どくろトレントとダークプラントたちに水やって、リビングメイルとスケルトンドールたちの汚れを落とし、魔鋼亀は、甲羅を磨いてあげた。
『農業LV534、畜産LV362、養殖LV362、採掘LV13に上がりました。』
食事の時間。
「天千里のギルドはどうだった?」
「友人も一緒だし、上手くやれそう。」
「良かったわね。今度お友達のこと紹介してね。」
「兄貴に友達とかいまだに信じられない!」
「俺をなんだと思ってるんだ!?」
「虚弱ぼっち!」
「母さん、もうユキには何も作らなくていいかな?」
「ユキ!言い過ぎだから謝りなさい!」
「うー。ごめんなさい。」




