妹と波紋
俺とユウは、レッドスケルトンの荒野で、地道に戦いながら、昼前にあがって、適当に遊び、昼食を食べ、わかれる。
そんな感じの暮らしをしていた。
1週間で、俺の3力は、体力39、魔力25、精神力25へ成長。
走る速さも最初に比べてかなり速くなり、持久力もついた。
スラッシュの技も段々上手くなり、レッドスケルトン狩りの効率もどんどん上がっていた。
「こうなるとわからない。なんで、ユウは俺とパーティ組んでくれたんだろうか?」
『友人同士のパーティってそういうものじゃないですか?気になるなら聞いてみればいいんじゃないですか?』
「なんか、聞くのは野暮な感じがして…。」
『あなたも大概面倒ですね。でも、パーティっていうのは、利害関係も絡んでくるので、目標くらいは聞いておいても良いと思いますよ。』
「それは…そうか。」
俺が、人間関係、友人関係の悩みでうだうだしている間の妹の1週間は、赤闇の骨刀を使って、暴れまわる白熱した1週間を過ごしていた。
個人では、レッサーワイバーンの群れを衝撃波で、叩き落とし、バーサークオーガを相手に、武器の能力バフのみで、大立ち回りし、岩山大亀の心臓を闇の手10本で、串刺しにして倒す戦果。
パーティでは、3力平均6000オーバーである水晶大角の泉蛇に、体力10000オーバーの魔力喰らいの軟体竜を倒す戦果を上げていた。
妹の討伐記録配信は、かなり注目され、妹は一気に知名度が上がったらしい。
妹のパーティは、高校選びも、選び放題の状態とのことだ。
もっとも、妹自身は、今は、赤闇の骨刀とマナメタルロッド刀に夢中で、高校選びなどは二の次らしいのだが。
さて、妹の知名度が上がるにつれ、妹の武器についても、調査がなされ始めた。
多くの人々が、情報を求め、作った者を特定しにかかった。
そして、残念なことに、鍛冶場を借りて作った赤闇の骨刀の情報は、すぐに突き止められることとなる。




