104 課題提出と3力測定
錬金術LV5030、鍛冶LV4218、服飾LV102、薬学LV1、農業LV665、畜産LV593、養殖LV593、採掘LV312、解体LV1、付与LV1133、料理LV701。
夏休みまででの俺の成果を確認していると担任教師がやってくる。
「おはようございます。まず、事務連絡から。課題の提出は、この後それぞれの所定の場所で行うように。それから、3力測定も忘れずに行うこと。今後の予定については、9月から依頼実習が始まります。10月には、開拓都市に遠征。11月には、秋の対抗戦と品評会です。依頼実習は、結界の起点が3つ破壊されていることもあり、危険が多いものとなっていますので、安全マージンをしっかりとってください。」
破壊組織の影響は、ほとんどギルドで生活していた俺には、遠い話だと思っていたのだが、未だ復興中で、モンスターへの対処に、多くの探索者が、動いている現状らしい。
父さんのところのギルドも駆り出され、父さんもしばらく泊まり込みで、対応しているほどだ。
世界平和とか、国の安全とか俺にそんな大義はないが、破壊組織は、迷惑な話であることに変わりはない。
課題提出に向かうと、鍛冶のイーサン組に捕まる。
俺は、何も言わず、白空剣を手渡す。
イーサンも自身の作った剣を手渡してきた。
赤閃
ランクS
能力1:覇者の一撃(1/1)
「これは、また、やばそうな剣だな。」
「君の剣は、相変わらず面倒そうな剣だね。」
「不壊は、必要ないのか?」
「君はどう思う?」
「どう答えていいかわからないが、武器との絆的な意味ではあったほうが良いかな。」
「実用面ではどう?」
「絶対にあった方がいい。攻撃を受けることを考えたらな。」
「僕は、やっぱり、打ち合うより、一撃で決める方がいいと思うのだけれど。」
「悪い。それに関して、明確な回答を出来る自信がないんだが…。」
「なんで?」
「実際に、使ってもらわないことには、何とも言えないぜ。」
「…それは、そうかもね。ところで、今度のは、再現性ある剣?」
「白空剣なら、何本でも作れるぜ。」
「じゃあ、一本打って交換しないか?」
「明日には、用意しておく。」
遠視のオーブも提出する。
「これ。自分で作ったの?」
「そうだけど。」
「安定して、このクオリティーは頑張っているんだね。」
知り合いの別クラスの錬金専攻の女子の1人に話しかけられる。
見てくれている人はいるみたいだ。
少し誇らしい気持ちになった。
魔力、精神力、体力の3力の測定。
皆、自分の値は把握している。
ここでの、測定は、今後のパーティ結成の指標にする目的のためというのが強い。
だから、個人情報とは言え、個人の3力は、3力測定の時期には、公開される。
ちなみに、生命力は、3力の平均の値とだいたい一緒になるのだとか。
だから、特に測定する必要はない。
俺。
魔力1307、精神力1300、体力2679。
生産科の生徒
3力それぞれ3000〜4500くらいの間。
戦闘科の俺を除いた1番低い生徒。
魔力2万、精神力2万、体力2万。
課外学習A班班長。
魔力3万、精神力4万、体力4.5万。
課外学習B班班長。
魔力3.5万、精神力4万、体力4万。
ユーザリア。
魔力6万、精神力6万、体力7万。
レンカ。
魔力3万、精神力4万、体力3万。
クラリッサ。
魔力10万、精神力3万、体力1万。
エリック。
魔力20万、精神力19万、体力20万。
エリックの値には、皆、驚愕していた。
強いとは思っていたが、いつも焼きそば焼いている姿しか見ていないだけに、衝撃を受けた。
そして、他の生徒は、化物のエリックを一度倒しているレンカの3力が、そこまで、高くなかったのも、また、意外であったようだ。
レンカは、テイムしているモンスターから力をかりて戦うから、この前、テイムした結晶のモンスターが相当強かったのだろうと俺は当たりをつけるが、それを皆には言わなかった。
スキルや魔法構成は、3力よりも重い個人の秘密だからだ。




