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102/113

102 課題で呼び出されるユウと妹の新しい武器

「で、君は、早速、宿題で僕のこと呼んだの?」


「悪い。あと、妹がどうしても、ユウと会いたかったんだって。」


「妹さんか…。」

妹のユキが、俺の後ろから出てくる。


「ユウさん。こんにちは。模擬戦したくて、兄に連絡してってお願いしちゃいました。」

ちょっと、猫をかぶっている妹。


「多分、普通にやったら、今度は、僕が勝つと思う。」


「…そうですよね。私は、武器をかなり限界まで、酷使してますから。伸びしろが…。」


「お兄さんに作ってもらいなよ。いいでしょ?」


「え、ユウもそっちの味方なの?」


「僕は、SSランクの武器を扱いきれていないから、使えるようになれば、どんどん強くなれるけど。妹さんは、かなり使いこなしているから、そろそろ新しいのが必要だよ。最低SSランクかな。僕も模擬戦相手が欲しかったから、お願い。」


「お願い!」


「ユウ…辛辣になった?あと、ユキは、これ狙ったのか?ここまで、狙ってユウを呼んだなら、かなりしたたかだぞ!」


「課題は、見とくから、今日中にユキさんの武器、用意してね。」


俺は、まあ、仕方ないのだが、前よりしっかりしている様に見えるユウと妹を家に残し、妹の新装備を作りに行く。


素材は、アダマンタイトと同じくらいの難易度の鉱物であるルナメタルと、大量の鎧アリ。


武器は、夜の8時に完成した。

家に帰ると、ユウは、もう帰っていたようだ。

課題はわかりやすくノートに、綴られていた。

あとは、俺が、調べてまとめるだけの状態だ。


妹に刀を渡す。


空歩きの絶刀

SSランク

能力1:不壊

能力2:空駆け

能力3:装備個人登録


空中を自在に走れるという能力つきの刀だ。

妹は、庭で、具合を確かめ、頷く。


「兄貴。これいいね。」


次の日までに、課題を終え、妹とユウの模擬戦に付き合う。

場所は、妹の学校の訓練所。


ユウは2本の短杖、妹は、6本の刀で、相対する。




戦闘職の前衛の戦いは、素のステータスに、身体強化を重ね、さらに、攻撃に武器の補正値を重ねることで、威力が決まる。


ユウと妹は、ともに、3力平均は4万程度。

それでも、3力の平均が、1000万を超えるBランクのモンスターを倒せる理由はここにある。


格闘オークと戦っていた俺の身体強化は、3力平均50でも、10分持続で、3倍まで可能だった。

ユウと、妹の3力平均4万なら、10分持続で、2400倍までの強化が理論上可能だ。

さらに、武器をしっかり、操れれば、SSランクなら、10倍の攻撃補正がつく。

1撃が生命力10削る攻撃でも、最大24万削る攻撃に変化するのだ。




妹とユウの戦いは、身体強化が終わっても続き、どんどん泥臭くなっていく。

結局、決着はつかず、次回に持越しになった。

2人とも満足そうだった。

ランクごとのだいたいのモンスターの

3力合計数値


ランクE 

鎧アリ (3力合計4000)

 体力2000、魔力1000、精神力1000

格闘オーク (3力合計3000)

 体力2500、魔力0、精神力500


鎧アリ基準

ランクD (3力合計8万)

ランクC (3力合計160万)

ランクB (3力合計3200万)

ランクA (3力合計6億4000万)

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