作戦会議ぽいもの
こんなに遅くなってごめんなさい!m(_ _;)m
「貴女は馬鹿ですか?」
「開口一番に罵倒された!?」
王妃様とのお茶会?での出来事を話したらノエルに真顔でこう言われました。
「いや、馬鹿としか言いようがないでしょうが、馬鹿としか」
「そっ、そんなに馬鹿って言わなくていいじゃない。それに私は馬鹿じゃないわ!試験だってトップクラスなんだから...って何その目?!」
ノエルはなぜか、とてもかわいそうなものを見る目をしていた。
解せぬ。
「...そーでしたね。プリシアは試験ではトップクラスなので馬鹿では無いですねー。そうでした、そうでした...プリシアはアホでしたね」
「変わらない?!」
心底呆れたという表情を浮かべるノエルに罵られる私。あれ?何だか立場が逆転してるんですが。侍女に馬鹿にされる主とか聞いたことがないんですけど。
「だってしょうがないでしょう、王妃様に嘘をつくとか何やってんですか。余計にややこしい事になるでしょうが。もう現状、かなりややこしい事になってるのに」
ノエルがそう言うのは解ります。でも仕方無かったんです。あのままだったら婚約の流れになりそうだったんですよ。
不可抗力です。不可抗力。
「で、でも、婚約は何とか回避出来たわ!」
「なに言ってんですか...わかってます?嘘がバレたらまた逆戻りなんですよ」
そうだった。現状は嘘で何とか回避出来ただけであって完全に安心出来る状態ではない。かなり不安定な状態だ。
「...嘘がバレたら、即婚約になりかねませんね」
ボソッとノエルが呟いた言葉にゾッとする。だってめちゃくちゃ有り得そうだから。もしそうなったら地獄だ。バッドエンドにならなかったとしても第二王子妃として目立ち続けると。
...拷問じゃあないですか。
求めてない。そんな未来は求めてない。
私が求めてるのは、平穏で目立たずまったりした引きこもりライフです。その真逆の未来は断固拒否します。
あ、ああーと最悪の未来を思い浮かべ頭を抱える私。
そんな私を見て、ノエルは何か思いついたような表情をしました。
「一つだけ良い方法を思いつきました」
「えっ、どんなの?」
「...嘘を事実にすれば良いんですよ」
「は?」
嘘を事実に?どういう事?
わけが分からず首を傾げる私にノエルはなにか企んでいるのではないかと思うほど良い笑顔で言いました。
「プリシアが誰かを好きになれば良いんですよ」
は?




